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2012年 05月 25日
![]() 川は川でも、こちらは氷河。 南半球最大の、タスマン氷河です。 もちろん、魚はいません。笑 ここ最近は、日本からのロケ隊のお手伝いなどの仕事で、ニュージーランドの大自然の極めつけのような場所を点々としておりました。なので釣りもお預け。 この国の自然の美しさや厳しさを、怖いほど近くで体験して参りました。 はい。私、色々やってます。。。。。。笑 2012年 04月 30日
![]() 気がつけば秋も終盤。 4月30日をもって、周辺の河川の大部分はいよいよ禁漁期に入ります。 そしてここにきて、例年になく暖かく、雨の少なかった4月も終わりを向かえ、荒れた天候がやってきました。 今日は、山の標高1000mくらいの所にまで、雪が降っているようです。 ということで、シーズン終了間際の日曜日は、ホームグラウンドのマタウラ川上流域へ。 天候は冷たい雨がけっこう強いという、決して良くはないコンディションでしたが、やはり行かねば。 気温は10℃→8℃。 水温は気温より高い11.5℃。 この時期、朝から晩まで川に入る必要は、あまり感じません。 魚の活性が高くなる時間帯というのはだいたい決まっているので、昼過ぎにゆっくり家を出て、せいぜい夕方まで釣りをする感じ。お気楽なものです。笑 この日は悪天候もあり、釣りをしたのはわずかに1時間少々。だって寒いんだもん。 水位はまだ低くて(この後増水!)、渇水と言っても良いほど。 で、魚はけっこういます。浅い岸際に程好い間隔で並んでいる感じでした。 しかしこの時期、メイフライの集中ハッチでもないかぎり、魚の活性が極端に高くなることは、よほど条件に恵まれなければまずありません。なので、ニンフを鼻先に正確に流すことが必要になります。そうして魚がそれを食べるか食べないかは、魚の気分次第。 幸いにしてこの日は悪天候でどんより暗いこともあり、まるでイブニングの薄暗い状態のような明るさ。なので神経質なこの川の魚たちにもずいぶん近くからアプローチすることができました。 レーンを10cm外すともう喰ってきませんでしたから、これは助かりました。 ニンフは、フェザント・テイル#14。結果から言うと、その1時間少々の短い間に、フッキングしたのが4尾。うちめでたくキャッチできたのは2尾。 上々です。 写真の魚はその2尾目で、もしかすると今シーズン最後になるかもしれない60cmオーバー(61cm!)の、かっこいいオス。 バイトは、喰ったかどうかもわからないほどの微妙で繊細なものでしたが、その後のファイトはなかなかでした。コンディションも良くて、実にパワフル。 ネットに収めた時には、フックが伸びていました。あぶない、あぶない。 しかし産卵を控えたこの時期、ブラウン達は実に綺麗で、迫力があります。惚れ惚れする色&魚体。 やっぱり私、ブラウンが好きです。 神経質で繊細なところが、また釣趣を誘うのです。 レインボーの単純で(ブラウンに比べると)、痛快な釣りも好きですけどね。笑 ということで、いよいよ5月を迎え、釣りは晩秋モードにシフト。 湖に注ぐ川ではタマゴの釣りが最盛期を迎えます。 でも、ドライフライの釣りだって、場所によってはできるんですよ。 5月もなかなか面白くて、刺激的です!一発大物が期待できるのもこの時期。 う~~~ん・・・・、でもちょっと個人的には忙しいかな。あまり自分の釣りには行けないかも。 2012年 04月 20日
さて、西やんさんの釣行レポートもこれで最後です。 結局最後の最後まで天候には恵まれて、魚の活性は決して高くはなかったものの、快適な釣りが続きました。 〔5日目 秘密の川の秘密のセクション〕 アクセス周辺はあまり魚影も濃くないので、まずはこの日も歩きます。いやいや、この数日間、実によく歩きました。普通の人ならバテバテでしょうが、西やんさんはそれほど苦もなくこなしてしまいます。実にご立派です。 魚はそれほど多くないながらも、川にはスポーニング・ランのブラウンと、元気なレインボーが点在。 この日最初の魚は、この日最初のキャストで一発で仕留めたブラウンでした。 フライはグローバグ(タマゴ)。 「スポーニング・ランのブラウン=タマゴ」という図式がしっかりあてはまった日でした。 黒く見えるブラウンを見つけるのは、青灰色の川底ではそれほど難しくないのですが、グレー~青灰色に見えるレインボーを見つけることは至難の業。 それでも釣りは、サイト・フィッシングです。 ドライにはほぼ無反応だったので、終始サイト・ニンフィング&サイト・エッギング(?)に徹しました。 何尾が釣れたレインボーの引きはなかなかにパワフルで、それはそれで面白かったのですが、この日一番記憶に残った魚は、惜しくも釣り逃したブラウン。 ちょっと難しいところにいましたよ。 川の流芯の向こう側、水深1.5mくらいの深瀬の川底にべったりと張り付いているやつでした。 いかにタングステン・ビーズ仕様のグローバグといえども、1.5m沈ませるためにはそれなりのドリフト距離が必要です。多分5mくらいは必要だったと思います。 それを流芯をまたいで行なうわけですから、途中の早い流れでドラッグが起きないように、リーチ&メンディングを上手に行なわなければいけないわけです。 自分のポジション、必要なラインの長さ、キャスティングやメンディングの方法などなど、色々なことが問われます。 数度の挑戦のあと、それらがきれいに全部決まってうまく流れたなあ、と思ったら、インジケーターが消し込みました。してやったり! そこからのファイトはなかなかに素晴らしいものでした。 何せ魚が大きいし強い。 最初の走りをいなして主導権を握った後も、寄せては離され、寄せては離されの繰り返し。 ようやく近寄ってきて、いよいよネットに・・・と思ったところで最後の一走り。 その瞬間・・・・・、ラインはテンションを失っていました。涙 間近で見ましたからね。60cmはゆうに超えていた大型ブラウンでした。 悔しいです。「逃がした魚は大きい」~その通りです。 でも、完璧に思い描いた通りにフッキングまで持っていったことには、満足感がただよいます。 (だからこそ是非キャッチしたかった、というのが本音?) そんな、満足感十分、悔しさも十分の5日目でした。 〔最終日 テ・アナウ方面の小川〕 最終日になって、風が出ました。 けっこう強めの南西風。冷たいし、キャスティングも難しくなります。風にあまり影響されない川を選ぶことが、何より大切。 「できればブラウンを」という西やんさんのご希望も叶えてあげたいし。 あと、許された時間は約半日。 何せこの日は、午後には飛行機に乗って帰国の途につくのです。 例年であれば、この時期この川はスポーニング・ランのブラウンがいっぱい。でも今シーズンはこれまで雨が少なかったこともあり、低水位。ここ最近もまともな増水がないこともあり、フレッシュなランはどうやら入ってきていないようでした。 魚はいても、もうみんな産卵行動に夢中で、エサを食べるどころではないのです。 遡上直後であれば、入れ食い状態になることも珍しくないんですけどね。 それでも短い時間の中で、しっかり結果は出ましたよ。 まずは写真の、ご希望どおりのブラウンです。 金色の腹回りで、実に写真栄えのするブラウンで、ファイトもジャンプを繰り広げつつのなかなかに激しいものでした。 これでこの日の目標は達成。 満足です。 その後は、今釣行初?のブラインドでの1尾(きれいなレインボーでした。)も手にして、6日間の釣りは終了。 その数時間後には、機上の人となった西やんさんでした。 西やんさん、毎日ビッシリ、けっこうハードな釣りでしたね。お疲れ様でした。 しかしこの1週間。 何度も書きましたが、どこへ行っても、決して魚たちの活性は高くなかったと思います。いや正しく書くなら、やる気のある魚が少なかった、と思います。 それでも数少ないチャンスをしっかりモノにして、毎日それなりの成果を挙げることができました。しかも、2度の西やんさんの自己ベスト更新を含む、60cmオーバーが4尾。素晴らしい釣りができたと思います。 簡単すぎず、適度に難易度が高く繊細。そして時々大物に巡り会える。 そんな、非常に質の高い釣行は、南島ならでは。 ニュージーランド8回目の西やんさんにして、「これまでで最高」とのお言葉。その満足感が伝わります。 西やんさん、ぜひまた遊びに来てくださいね。 さて、天候は相変わらず安定。 そろそろ時間もできそうだし、しっかり自分の釣りをしに、マタウラ川にでも行ってきますか。 下流域では、マタウラ名物のメイフライへのライズが本格化してきたようです。 残りの1ヶ月と少しも、まだまだ楽しませてもらいましょう。 2012年 04月 17日
さて、西やんさん釣行の3、4日目のレポートです。 相変わらず、絶好調(釣?)で、天気も最高です。 〔3日目 サウスランド方面〕 この日はクイーンズタウンからテ・アナウへの移動を含む釣りでした。 天気は朝のうちやや不安定で、雨がパラつき低温でしたが、午後から回復。結局は良い釣り日和になりました。 まずはメイフライのハッチを狙って、朝イチでスプリング・クリークへ。 しかしここでは残念ながら、狙っていたハッチには出会えず、魚の活性も低く、空振り。 早々に場所移動です。 次に向った先は、サウスランドを流れる中規模河川。国道から少しだけ入った場所からの入川ポイントですが、実はここは以外にプレッシャーが低い、言わば「抜け目」で、魚も多い絶好のエリアなのでした。入った直後から、まずまずやる気のある魚がたくさん。主にレインボーです。 水温11℃もちょうど良かったですね。水位は少し低かったですが。 釣りは決して難しくありません。 ドライでも、ニンフでも、比較的素直に魚たちは飛び出してきてくれました。 サイズは、一番小さい奴が30cmくらい。一番大きい奴は55cmくらいでした。平均サイズは52~53cmといったところでしょうか。 写真のレインボーのように、コンディションもなかなか良いので、良く暴れてくれます。 ブラウンもいます。レインボーほど大らかではないので、慎重にマッチング・ザ・ハッチでフライをちゃんと喰わせたのですが、すっぽ抜けてしまったのは残念でした。 結局最後までコンスタントに釣れ続け、シメも最後のポイントで、狙い通り見事にドライで1尾キャッチしておしまい。 実はこの川、数週間前にルアーのお客さんもご案内したのですが、その時は追ってはくるけどバイトに至らない状態でした。「フライだったらなあ・・・。」と思っていただけに、この日の結果は私の思惑通りとなったわけです。 西やんさん曰く「ここの魚の濃さは、北島のムルパラの川(ランギタイキ川)に負けていませんよ。」だそうです。 それと本当は、このブログに載せたかった動画が・・・・撮れるはずでしたね。 それは入川ポイントからすぐのプールでした。 やる気満々にライズを繰り返すレインボーを発見。これは間違いない!と私は確信したのです。 で、一部始終の動画を撮ることに。 撮影開始。。。 西やんさん「では、行きます。」という一言のもとにフライを投入し、一投目で完璧にレーンを流れ、魚の頭上にさしかかると・・・・・。 「パコンッ!」と見事にフライを咥えました! 合わせを入れて、ロッドに重量が載ったその瞬間!!!!! ラインブレイク!(涙) そこまで、一部始終が見事に収められたのです。 謹んで、ボツとさせて頂きました。笑 ま、こんなもんですよね。 〔4日目 難関Oreti River〕 ピーカン&無風の最高の日でした。朝は低温で、霜が降りたほど。釣り場に着いた時の気温は、確か3℃か4℃だったと記憶しています。 駐車スペースで出会った、ハンターのお兄ちゃんが、左の写真の人。 「これから、あそこの山の向こうの山まで、泊り込みで鹿を撃ちに行くんだよ。」と、一足先に出発したおにいちゃんでしたが、すぐに我々が追いついた時には、川のほとりで何やらゴソゴソしていました。 どうやら、川を渡りたい様子。しかし、ハンターにはウェーダーなんてありません。 「体温奪われるから、靴や靴下を濡らしたくないんだよ。」と言って裸足になり、水温8℃の川をじゃぶじゃぶ渡って行きました。いやいや、なかなかの気合の入りようです。見習わねば。 さて、低温でもあり決して活性が高くなかった難関オレティ川ではありましたが、素晴らしい内容の1日になりました。 まずは大型のドライフライで、瀬についていた大物を見事にフッキング! 一気に走られ、そのままラインを振り切られたところから、スタートです。もう、アドレナリン出まくり。 その後の3尾はサイト・ニンフィングで。 2尾目は、やはり瀬についていた大物。 フッキングに成功したものの、ぜんぜん寄ってこないのです。 結局河原を50m以上も下ったところでランディングしたのは、63cmの筋肉隆々のオスのブラウン。 この川の魚の桁違いのパワーに、ただただ感服するばかりでした。 実は西やんさん、以前にもこの川に来て完敗を喫していたこともあり、この1尾に対する達成感&喜びは相当なものだったようです。 そりゃ、そうでしょう。 3尾目は、もっと凄いファイトでした。 フッキング直後から、上流へ向って走る、走る。全然止まりません。こんなに上る魚、初めて見ました。 結局瀬を上りつめ、次のプールに至ったと思ったら、今度は下る、下る。 で、下のプールにも行き着き、そこで何とかランディングに成功。 本当に「何とか」でしたよ。だって対岸のボサに突っ込んで、ラインブレイク寸前となったところを強引にランディングしたので。 サイズこそ60cmをわずかに切っていましたが、非常に印象深いメスの美しいブラウンでした。 そして最後に、左の魚。完璧なドリフトで、魚の鼻っ面にニンフを流す必要がありました。 いいところを流れた・・・、と思ったら、インジケーターに反応が!! 合わせも決まってファイトが始まったら、重いのなんの。走りが止まって西やんさんがロッドを絞っても、なかなか水底から離れてくれません。 やがてプールの下の瀬に入っていって、「こりゃ川を渡って、さらに下のプールでランディングかなあ・・・。」と不安になっておりましたが、魚はけっこう疲れている様子。瀬の中でもそれほど抵抗するわけでもなく、要は魚の重さと水流抵抗だけでラインが出されている状態。 それでは、と瀬の中を魚に近づいていって、そのまま強引にネットイン! そうしたら、私のネットから尻尾がはみ出るほどの大物ではありませんか。 計測したら、今釣行で2度目のレコード・ブレイクとなる、66cmの大物でした。 Oretiの66cmは、他の川の66cmとはちょっと違います。 どうやったらこんなに張り詰めた魚体になるんだろ?というくらいの、パンパンボディですからね。 ということで、西やんさんにとっては至福の時となった4日目でした。 しかし、釣りを終えてからの車までの約10kmほどの道のり、遠かったなあ・・・・。 ということで、絶好調の西やんさんの釣行、まだ続きます。 2012年 04月 15日
先週1週間は、このブログにも時々コメントを頂戴する、福岡の西やんさんをご案内して周辺をさまよっておりました。 西やんさんは、日本中の川へ、海へとあちこちにフライロッドを携えて走り回る、正真正銘の釣りキチ。ニュージーランドへの釣行もこれで8回目というのですから、気合が入っています。 これまでも北島、南島の各所を釣り回り、時には山中泊を伴うような釣りも経験されたとのこと。もちろんクイーンズタウン周辺エリアも訪れたことがあります。 そんな西やんさんの釣行を、かいつまんでレポートします。 〔4月8日 到着日 マッケンジー地方〕 福岡から、午前10時出発のシンガポール航空に乗り、シンガポールでの国際線乗り継ぎを経て、南島のクライストチャーチに翌朝到着。さらに国内線に乗り継ぎクイーンズタウンに到着した時には、すでに移動開始から24時間以上が経過しています。さらにそこから車で2時間走って、南島中央部の小さな村「オマラマ」に到着した時には、すでに午後5時頃でした。 お疲れではあったのでしょうが、釣りへの期待感からアドレナリンがたっぷり分泌されているのでしょうね。まったく疲れた様子はありません。 長期の天気予報では不安定な天候がずっと予想されていたのですが、到着した日は風も穏やかな晴天。 せっかくだから行きましょう、ということで、早速イブニング狙いで川へ。釣りに使える時間は、せいぜい1時間半~2時間です。 川に到着したときには、いたって静かな雰囲気だったのですが、日没直前からメイフライのハッチがスタート。そしてあちこちでライズが見られはじめました。俄然やる気が出ます! しかし、この日はノーフィッシュ。 バイトはあったのですが、すっぽ抜けとバラシのみ。なかなかしっかりしたフッキングに結びつけることが出来ませんでした。 日本の冬の間のブランクの後の肩慣らしとしては、まあ魚たちと対峙できたことでもあり、こんなものでしょう。 さて、翌日の天候が気になります。 何せ、マッケンジー地方は、風との勝負だからです。 〔4月9日 2日目 マッケンジー地方〕 朝は低い雲が垂れ込めていて、低温でした。 でもこんな日のこの地方は、午後までには晴れ上がります。最終的には、快晴&無風の絶好の天候になることが予想されました。 「景色の良いところで釣りをしたい!」とのリクエストにお応えして、向った先はマウントクック方面。 オセアニア最高峰を望みながらの釣りです。ニュージーランドに数ある絶景ポイントの中でも、釣り場としては1,2を争う美しいロケーションであることは、間違いありません。ここで、「マウントクックをバックに魚と記念写真」が狙い。笑 しかしマウントクックの釣りは簡単ではありません。アクセスが簡単で、かつツーリスト・アングラー(旅行者兼釣り人)がたくさんで、プレッシャーは相当なもの。魚の数もそれほど多いわけではないのです。なので「簡単な釣りにはなりませんよ。」と予め忠告はしておいた次第。 朝イチは、低温(3℃!)&低水温(8℃!)で、魚の活性は今一つ。またブラウンの産卵期でもあり、産卵行動に夢中の方々も見られます。まあ、予想通りです。 なかなかやる気のある魚に出会えないままずいぶん釣り上がり、やがて差し掛かった大きなプール。 遠目にもはっきりわかるライズ! 「おお!」と近づいていくと、その手前で別のライズ! その先でも別のライズ! 目立ったハッチがあるわけでもなかったのですが、少なくとも4~5尾はやる気のある魚がいるようでした。ここまで何もそれらしい雰囲気がなかったのに、いったい何が???? ということで、気合を入れなおしてライズの主に立ち向かったわけです。 最初の魚は、2~3度のフライ・チェンジの末に、西やんさんがかつてこのエリアでガイドに薦められたという、イエロー・ハンピーで。 ポトン。。。と魚の5~60cm右側にフライを落としたら、一発でした。 無難に取り込んだ魚は58cm。最初からなかなかの良型です。 あ、ちなみにこの川は、全部ブラウンです。 次の魚は、なかなか手ごわい魚でした。 この川の魚はそれほどフライを選り好みするわけではないのですが、色々なフライを試せど、試せど結果が出ずじまい。見に来る程度でやめてしまいます。 目立ったハッチがあるわけでもないけれど、ジッと水面に目を凝らすと、たま~に流れてくるメイフライのスピナー&スペント。それでは、とチョイスしたのが、半沈みのスペント#18。これが当たりでした。 水面直下を流れるフライを(フライは見えません。)、ガブッ!と呑みこんだのです。 フックが小さいこともあり、慎重に、慎重にファイトをした末に手にしたのは、西やんさんにとっては記録更新となる、65cmの見事なオスのブラウンでした。 おめでとうございます!! ということで、念願の「マウントクックをバックに魚とツーショット」は、レコードのおまけ付きで達成されることになりました。 素晴らしい1週間のスタートを切った、というわけです。 ところで、午後の釣りの最中に出会ったのが左の写真の鳥。「Black Stilt」(ブラック・スティルト)というセイタカシギの仲間の鳥で、ニュージーランドの固有種&絶滅危惧種。その生息数は100羽前後という超珍しい鳥なのです。 これが2ツガイも! 私も野生では初めて見ました。 思えばこれが、西やんさんのラッキー・バードだったのかも???と、今になって思ったりもします。 ということで、西やんさんの釣行記、まだまだ続きます。 2012年 04月 01日
![]() 何かとバタバタしておりまして・・・。 お客さんをご案内して川には行っておりますが、自分の釣りはぜんぜんできないまま、気がついたら3週間もブログ更新が滞っておりました。笑 気がつけば、季節はすっかり秋のようです。 昨日(31日)で夏時間も終わり、今日から日没が1時間早くなります。 そして昨日、3月中荒れ続けた天候からようやく川が回復し、天気も良かったので、いつものマタウラ川上流域へ足を運びました。釣り人の数が減って、週末だというのに好きなポイントに入れるようになりました。 気温15℃⇒20℃まで上昇。 水温12℃ 天気は快晴。微風。 川はほんの少しの濁りが残るものの、良い状態だったと思います。 気温と水温が低下して、午後からメイフライのハッチでもあるかなあ?と期待してはいたのですが、こちらは空振り。まだ、川の中は夏と秋が混在しているような状態らしいです。なので魚たちの反応も中途半端。 小さなニンフを選り好みする奴もいれば、夏向きのドライフライに飛び出してくる奴も。はたまた、未だにウィロー・グラブにご執心の奴らもいます。なので、フライチェンジが忙しい。。。。笑 最初の1尾は、ウィロー・グラバー。 小さな支流の木陰で、盛んにライズを繰り返していました。 #18の試作ウィロー・グラブのパターンでゲット。 ところで、小さなドライフライを使っているときにいつも難儀するのですが、ティペットをちゃんと水中に沈ませることがなかなかできません。ティペットの影は、神経質な魚たちにはいちばん見せたくないものの一つですからね。 沈下剤を使ったり、つばをつけたり色々するのですが、フロロを使っても表面張力で浮いてしまいます。 これ、何か良い方法はないでしょうかね? ご存知の方がいらっしゃいましたら、どうぞアドバイスをお願い致します。 最後の一尾は、大きな流れ込み脇のほぼ止水に近いエリアにいました。水はゆっくりと巻き返しているようです。そこで、水面の何かを狙って表層に浮いている奴でした。 フライは、#16ビートル。 「フワッ、、、ポトン。」と着水させたら、一発でした。 スーッと近づいてきて、ゆっくり鼻先を水面に持ち上げて、「パコンッ!」と捕食。 少し間をおいて合わせを入れると、しっかりとした重量感がロッドから伝わってきました。 4番ロッドをバットから曲げる力強いファイトの末に手にしたのは、53cm。(失礼!水滴がレンズについていた模様です。ボカシ入りになってしまいました。) なかなかの好魚体です。 結局、正味4時間ほどの釣りで、様々な釣り方で5~6匹。悪くありません。 長く続いた増水のおかげで、メイフライの活動と数は限られてしまっているようですが、魚たちの活性はどうやら上々のようです。 これからいよいよブラウンのスポーニング・ランも始まりますし、秋もなかなか楽しめそうです。 5月いっぱいまで、川の釣りはなかなかに刺激的な状態が続くでしょう。 2012年 03月 11日
![]() 3月に入り、天候はずいぶんと不安定になりました。 頻繁に雨が降り、周辺の川はもうずいぶん長いこと増水状態が続いています。 朝夕の気温は5℃を切ることも珍しくなくなり、日中の最高気温も20℃へ到達する日が少なくなってきました。 河原の柳やポプラの木の葉が黄色くなりはじめて、季節は着々と動いているようです。 釣りの方はというと、まだ夏の趣を残してはいるのですが、これから少しずつ秋モードにシフトしていくのでしょう。 夏の間は影を潜めていたメイフライたちの活動が、気温の低下とともに活発になってきているので、小さなドライフライの出番がこれから少しずつ増えそうです。 雨が止んで、川の水量が落ち着いたら、雰囲気というか、ムードがずいぶん変わっているのかも知れません。 近くの川は釣りにならないので、先日は湖へ。 ルアーのお客さんを半日だけのご案内でした。 当日は快晴。 釣りは、なかなか面白いものでした。 何せ魚の活性が高い! あちこちで、小魚を追いかけて水面に飛び出してくる大きな鱒が見られます。 ライズした所を狙って、ミノー系をキャストすると、「ガツン!」。 なんてうまくいくことはそうそうないのですが、それでもなかなかエキサイティングです。 前半はなかなかバイトを得られなかったのですが、後半に入っていきなりダブルヒット! 元気なレインボーをご夫婦同時にキャッチしたと思ったら、そこからはコンスタントに魚からの感触が。 旦那さんの方はここで釣れる3魚種=レインボー、ブラウン、サーモン(陸封タイプ) を全てキャッチして、グランドスラム(?)達成!となりました。 半日で、これくらい楽しめれば申し分ないですね。 ずいぶんお楽しみ頂けたと思います。 ということで、釣りは好調を持続しています。 雨が止み、増水が治まってきたら、さらに良い釣りがまっていることでしょう。 秋シーズン序盤、なかなか楽しみです。 2012年 02月 29日
![]() 週末にかなりまとまった雨が降って、各河川が大幅に増水。 そしてそれが落ち着きかけた頃に、風のない穏やかな晴天がやってきました。 ということで、おおきな期待を込めて、Oreti Riverの上流域へ。 でも・・・、大きな期待をかけていたのは自分だけではなく、川にはたくさんの釣り人が。 どのアクセス・ポイントにも車が必ず停まっていて、入川ポイントがあるのかどうかすら不安な状態でした。 道のどん詰まりは、ビート・システム(川を区間分けして、その日先着した人が優先的にその区間を釣ることができるシステム)が導入されたエリア。一番人気があるエリアです。 そこまで車を走らせる途中に、引き返してきた車が2台。「ここもいっぱいなのか・・・。」とあきらめつつも辿り着いてみると、3区間に対して車が3台。でも、そのうち2台は同一の区間に入っているような?? ということは、1区間は空いている? もう1台の車の主は、何やら迷っている様子。 話を聞いてみると・・・、 おじさん:「この2台、どう思う?2組が同じビートに入るなんて、ないと思わない?」 私:「う~ん。そうだけど、ビートに関するサインは明確だからね。」 おじさん:「俺は、こっちの白い車の奴らが怪しいと思うんだよね。空いているはずの場所に、いるんじゃ?」 私:「可能性はあるね。でも他に空いているアクセスはないみたいだし、行ってみるしかないんじゃない?一緒に行く?」 おじさん:「そうだね。そうしようか。」 ということで、おじさんと一緒に釣りをすることになりました。 オーストラリアから来たというそのおじさん、ジョンという名前でした。 天気は、薄曇り。 釣り始めた時の気温は、20℃。 水温はこの時期にしては低めの10.5℃。(その後12℃まで上昇) 水位はちょうど良い、という感じ。 コンディションとしては、絶好と言えるかと思われました。 しかし、釣りはめちゃめちゃシブイ! 見える魚の数もそれほど多くはなく、活性も今一つ。 フライには全然反応してくれません。 「おっかしいなあ・・・」と思いつつ釣り上がると、やがてどこかから人の声が・・・・・。 いました。 ルールを守らない輩が2名。 おじさんの読みは的中してしまったのです。 どうりでシブイわけだ。 あくまで傾向としてですが、釣り場のルールを守らないのは若い旅行者が大半。(守らないのは釣り場のルールだけではありませんが。) 今回もそう。 経験から、こういうルール無視(違反ではない!)をする人たちの9割以上が、若い旅行者・釣り人です。 ニュージーランドの釣りのルール(釣りだけではありませんが)は、釣り人が築き上げてきたもので、それを何の罪悪感すら感じずに無視する傍若無人さには、ただただ呆れるばかり。 願わくば、日本からの釣り人には、こういう人がいないことを期待するばかりです。 おじさんと相談して、あえてそいつらには声をかけずに、そいつらがいるはずだったさらに上流の区間へ行くことに決定。 上流の区間は、すでに先行の1組の釣り人が入ってから4時間以上が経過していると見られ、魚たちの反応は上々でした。 セミフライに「ガパッ!」と出てくる快感をおじさんと何度か分け合い、すっぽ抜けの辛さも何度か味わい(笑)、それからの短時間を楽しむことができたので、まあ良しとしましょうか。 トップの写真の魚は65cm。迫力あります。 このクラスが大きなフライに喰らいついてくる様は、フライ・フィッシャーとしての最大の喜びの一つ。 私はその後用事があって引き返しましたが、おじさんはさらに上流を目指して釣りを続行。きっと何度かその喜びを味わえたことでしょう。 ちなみにこのおじさん、オーストラリアから何度か釣りに来ているとのことでしたが、全然釣り方を心得ていなかったので、少しだけ教えてあげました。「ガイドなの?」と聞かれたので、「ガイドだよ」と答えたら、「やっぱりね。」と。これまでOretiには6回来て、1匹しか釣ったことがなかったんだそうな。 やはり、海外の単独釣行は無謀。特にクイーンズタウン周辺のテクニカルな釣り場においては、ガイドは必須の存在と言って良いかと思います。「ニュージーランドに行けば、魚がたくさんいて、苦もなく釣れる。」なんていうのは大間違い。魚が大きく、テクニカルでゲーム性が高い。だから1匹釣れた時の感動が大きい。クイーンズタウン周辺は、そんな釣り場が多いのです。 まあそんなわけで、アクシデントはありましたが、何とか結果は出せました。 大きなドライフライの夏の釣り、現在好調です。 しかしいよいよ3月。あと1~2週間で、この傾向は変わってくることになるでしょう。 2012年 02月 18日
![]() なかなか自分の釣りには行けない今シーズンですが、金曜日は久々に難関のOreti Riverへ。 クイーンズタウンを出た時には、風もなく穏やかな晴天だったのですが、川に着いたら晴れてはいるものの、強風で体感温度が低い・・・。 まあ、ここは近年風力発電所が建設されたくらい、もともと風が強い場所なので当たり前なんですけどね。 しかし河原を歩いて移動していると、ロッドとラインが笛を吹くような音を出すほどの風なので、釣りはけっこうストレスフルだったりもします。やっぱり、風はフライフィッシングの大敵ですね。 水温はこの時期にしてはやや低めの15℃弱。 水位はとても低いです。 気温は18℃。 でも体感温度はずっと低くて、鼻水が出てくるほど。 「暖かい夏の午後」をイメージしていたので、ウェーダーなんて持って行きませんでしたからね。寒さをこらえてのウェット・ウェーディングとなりました。 Oreti River は近年さらに有名になってしまったようで、海外からの釣り人(主にアメリカ方面)がたくさん。魚たちは高いプレッシャーのおかげでずいぶん神経質になっていたように感じます。おまけに低水位。簡単ではありません。 しかしこのシチュエーションでは、強風は敵にも見方にもなりますね。 風に大きくラインもフライも流されるので、きちっとフライをフィーディング・レーンに乗せることは、とても難しい。風に飛ばされたラインは、水面にけっこうな勢いで落ちてしまうことも、うれしくない影響です。でも、強風で波立った水面は、こちらの存在を魚から隠してくれる、というわけで、うまくキャストが決まった時には、魚の反応は悪くなかったと思います。 今年は今一つセミへの反応が良くないのですが、それでもこの時期だからと結んだフライはセミ。 で、そのセミに「がっぱり!」と出てくるやつが、います! しかーし! 「スポッ!」 「スポッ!」 「スポッ!」 そう、すっぽ抜けの嵐になってしまいました。 フライを食わせても、食わせても、「スポッ!」と何の手応えもなくフライだけが飛んでくる始末。 喰ってきた奴らの中には、65cmはあるでしょう、というくらいの大きいのもいたんですけどねえ。 残念ながら、フッキングに至った魚はいませんでした。 ということで、魚たちの反応はどこへ行っても悪くないです。 でも、私の運がないようです。涙 引き続き、がんばります・・・・。 2012年 02月 05日
2月に入りました。相変わらず夏真っ盛り。 一時の渇水状態からは脱したものの、相変わらずの低水位状態が続いています。 それでも釣りは順調そのもの。 朝夕はけっこう涼しいので、水温がそれほど高くならない点も良いのでしょう。 そりゃ時には突如としてやってくる低温の日があったりして、そんな日は「急激な気温・水温低下による低活性モード」に魚たちははいってしまって、シビアな釣りになることもあります。 でもそれ以外は快適そのもの。 マタウラ上流部などではライズがそこそこ見られ、フライへの反応もドライ、ニンフともに上々です。 時には短時間で、けっこうな数が釣れてしまうことも。 そんな感じで、初心者の方でもそれなりの距離(6~7mくらい)をキャストできるようにさえなれば、釣り方さえ間違えなければ釣れます。(写真は、先日のお客様。初心者でしたが、一つの瀬で3連続ヒット!無事にキャッチできたのは1匹でしたが・・・。) ウィローグラブへのライズが盛んで、ライズの釣りがお好きな方々は、もれなく熱くなる釣りを楽しめます。 1匹の魚相手に、1時間、2時間なんてことも、珍しくないくらい、魚たちはライズをし続け、フライを無視し続け・・・・。笑 バックカントリー方面では、セミなどの大型(と言っても、#10前後)のドライフライへの反応が良くなって来て、サイトフィッシングの醍醐味が味わえます。 そんなわけで、そろそろ釣りは最高潮。 この傾向が3月中頃まで続いて、あとは次第にメイフライ系中心の小さなフライの釣りへと移行していく、というのが例年のパターンですね。なかなか良いシーズンになっています。 ということで、みなさん寒い日本の冬にかじりついていないで、遊びにお越し下さいませ。 |
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