2009年 04月 08日
ご覧の通り、4月に入り、川はすっかり秋の雰囲気ですねえ。 クイーンズタウンから約1時間。 今まで、行こう、行こうと思っていても、なかなか足が向かなかったアレキサンドラ方面のある川へ、午後から出かけてきました。というのも、周辺は前日からの大荒れの天気で、川という川がまっ茶色の状態だったのに、なぜかこのエリアだけは雨が降らなかったようなのです。これは行かなきゃ、と思った次第。 適当な場所を見つけて車から外に出ると、暖かい! それもそのはず。クイーンズタウン(11℃)とは、気温が5℃以上違いました。外気温17℃でした。 川は小規模。南島で一番大きな、クルーサ川の支流にあたります。 第一印象は、「ブラウンの川」。流れのゆったり度と、牧場の中を流れる富栄養化したお世辞にもきれいとはいえないであろう水質から、そう感じました。結果もそうでした。 で、河原に下りて足元の石をめくってみると、すごいメイフライのニンフの数!こりゃまあ、なんとエサの豊富な川でしょう!!ということで、こんな川に魚がいないわけがない、との確信めいたものを抱きつつのフィッシング・スタートとなりました。ライズもないので、もちろん最初に結んだフライはメイフライのニンフ。 そういえば、水温もけっこう高かったなあ。 魚は、ここぞ!というプールには、間違いなくいました。しかも平均サイズが大きい。どれも50cmは超えていたように思います。予想通り、全部ブラウンです。 でも比較的大きな街から近いだけあって、シーズン終盤ということも重なり少し神経質ですね。 でも大丈夫。短時間の釣りでも、ちゃんと結果は出ました。 まんまと仕留めた、63cm。 時期的なものなのか、この川の特徴なのか、色の濃い魚体が枯葉の舞うどこか物寂しい河原にマッチしています。 同行の釣り友Fさんも、ニンフで一匹。 薄暗くなってからのイブニング・ライズを一発で仕留めて、もう一匹。 特にイブニングの一発(58cm)に、ご満悦でした。 ということで、ほんの数時間の釣りではありましたが、十分楽しく新地開拓ができました。 どうやらこの川、なかなかのポテンシャルを秘めているようです。これまで来なかったことを少し後悔。 魚のサイズ、数ともに秀逸で、時期やタイミングでとても面白い釣りができそうな雰囲気。降水量が極端に少ないエリアでもあるので、天候にもそれほど左右されないはず。クイーンズタウンからもそれほど遠くないし、来シーズンはちょこちょこと足を運ぶことになりそうです。
by nzsanpei
| 2009-04-08 10:30
| 釣り日誌
|
Comments(2)
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eiga
at 2009-04-08 18:02
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北海道は長い冬が明けてやっと春めいてきたところです。いつもよりも早く雪代が出てきています。秋はなんとも寂しい季節ですね。NZの秋を感じて、シーズンが始まる前に終わってしまったような何とも苦しい気持ちになりました(笑)。
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nzsanpei at 2009-04-09 07:35
>eigaさん
こりゃ、失礼しました(笑)。 シーズンが逆なので、こちらは日本のシーズン開始をとてもうらやましく感じることもあるんですよ。あと、このブログへのアクセス数が、日本のシーズンが始まると、減る!みなさん、お忙しいようで(笑)。 でも半年経てば、立場は逆転です。 今年はそちらの雪解け、早いんでしょうかね。 良いシーズンを! |
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