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Angler's Notes from Southern Alps

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2009年 11月 12日

11月11日 マタウラ川上流域

11月11日 マタウラ川上流域_e0098148_1235918.jpg なかなか忙しい毎日で自分の釣りにはぜんぜん行けませんが、お客さんはやってきます。
1が4つ並ぶ吉日(?)に半日の釣りにご案内したのは、Sさんご夫妻。

クイーンズタウンを出る時は気持ちいい青空でしたが、車を45分走らせて釣り場についたら、季節外れの低温&強風、時々横なぐりの雨、という半ば修行のような条件になってしまっていました。気温は10℃以下。さすがに釣りはほとんどやったことがないという奥様には、つらい条件になりました。

そんなわけで、いつものこの時期、この川の状態ならもっと活発なはずのマス達も、活性が低くてドライの出番は一切なし。ニンフのサイト・フィッシングになったのですが、ニンフにも反応は激シブという状態で時間は刻々と過ぎていったのです。何せ半日。焦ります。。。。

奥様は、何とかキャスティングを繰り返しあわよくば!を狙いましたが、強風にあおられてロッドを触れないことも多々。残念ながら魚の手応えを感じることはできませんでしたが、これは仕方がありません。

ご主人はそれでも魚に口を使わせることに成功しましたが、あわせ切れを連発。悔しい思いをしました。
「ラインの結び目はこまめにチェック」は、大切な教訓になったと思います。
悔しすぎるので、ちょっとだけ時間延長しつつポイントを変えたところで執念の1尾をゲット!54cmのよく太った立派なブラウンでした。

釣りを終えて、クイーンズタウンに戻ってきたら、さっきまでの「修行」状態が嘘かのような晴天。気温も6℃ほども違うという状態。ものすごく気候の変化が激しい、昨今のニュージーランドです・・・。

しかし魚たちの反応はシビアでした。
急激な気温低下や雨などの自然条件という要素が大きかったのでしょうが、あともう一つ原因として考えられるのは、ラインの色かもしれません。リーダーは十分に長くとっていたのですが、蛍光オレンジのラインを見て逃げていく魚が少なからずいました。これからこちらに来られる皆さん、ラインの色は天然色系にしましょう。

それにしても、なんだか年々魚たちの、フライや釣り人を見抜く目が肥えてきているような気がするのは、私だけでしょうか。

by nzsanpei | 2009-11-12 13:03 | 釣り日誌 | Comments(0)


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