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Angler's Notes from Southern Alps

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2009年 11月 18日

11月17日 サウスランド周辺

17日は、久しぶりにルアーのお客さんを1日ご案内。
サウスランド地方(ニュージーランドの一番南の地方)周辺の数ヶ所を徘徊しました。
結果は、「終わりよければ全て良し」かな?

11月17日 サウスランド周辺_e0098148_1702681.jpg最初に訪れたのは、サウスランド随一の大河。川幅は100m超。流水量は時に毎秒300トンを超える、大きな川です。

魚はたくさん。
でもなぜかルアーには反応が今一つで、追っては来るものの、なかなかバイトに至りません。

かなりの勢いで流れる区間の水面スレスレには、沢山の鳥たちが飛び交います。そしてあちこちでライズ。どうやらこの川名物の大型カディスの集中ハッチの真っ最中。魚も鳥もそれに夢中のようで、完全にルアーは無視されているような状況でした。
「フライだったら・・・・」とは思わずにいられない、ワクワクするような状況ではありました。
だって魚達はみんな50cmオーバー。
一たびフックアップすれば、急流に乗って壮絶な疾走を繰り広げる、エキサイティングな釣りになること間違いなしなのです。またの機会が楽しみになったのは、言うまでもありません。

その後、その川のずっと下流ではレインボー達が適度にルアーを突付きにやってきてくれましたが、良型も出ず、まだまだ満足には至らない状況。どうにも魚たちのルアーへの反応が思ったほどではなくて、ボウズではないものの、こちらとしては思いもかけない苦戦を強いられたような気分に陥っていました。

11月17日 サウスランド周辺_e0098148_1773232.jpg最後に訪れたのは、中規模河川の中流部。ここでドラマが待っていました。

車を止め、草を掻き分け河原に出ると、早速手頃なプールには大きな2つの影。

勝負は一発で決まりました。

その影の横をルアーが通過するやいなや、上流を向いていたそいつが一気に反転してルアーを追いかけ、再度急反転。
ロッドに「ドン!」と重みが伝わり、見事にフッキングに成功。
意外に短かったファイトの末に岸辺に横たわったのは、丸々太った60cmジャストのデカブラウンだったのです。

タイムアップ寸前のロクマル。
これで、「終わりよければ全て良し」。
それまでのもやもやを吹き飛ばすような一撃で、この日はハッピーに終わりを迎えたのでした。
めでたし、めでたし。


それにしても最近は、最後の最後まで結果が出てくれないことが多くて、とってもストレスフル。
そろそろこの辺で、最初から最後までバンバン釣れちゃう痛快な釣りに、お客さんをお連れしたい所ではあります。まあ、贅沢は言えないかな・・・。

by nzsanpei | 2009-11-18 17:19 | 釣り日誌 | Comments(0)


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