2010年 08月 04日
いつもと気分を変えて、夏の盛りにはよくお気楽サイトフィッシングに訪れる、世界自然遺産地域に接する場所にある、山間の湖へ。小さな湖ですが、魚はけっこう多い湖です。おまけに水鳥も多い。 真冬の時期には訪れるのは、初めてのことでした。 最近のまとまった降雨のために、湖の水は濁り気味。流入する小川の水も濁り気味で、サイトフィッシングには、少々困難を伴う状況ではありました。あと、水温も低いです。 だからでしょうか。この日見つけた魚の数は、結果的に少し少なめ。薄濁りのシャローに神経を集中して、ゆっくりと歩を進めていくのですが、なかなか魚にめぐり合えない時間が続きます。ちなみにここの魚は、ほぼ100%ブラウン。夏には、ドライフライのサイトフィッシングで、なかなか軽快な釣りができる湖なんですよ。 少ないながらも、見つけた魚たちは、それなりにフライに反応良くアタックしてくれました。 ゆーっくりシャロー(というか、フラット)を移動する魚を見つけたら、その進行方向2mくらい先にフライをキャスト。こちらもゆーっくりリトリーブして、うまく魚が見つけてくれたらしめたものです。釣れる魚と、見に来るだけの魚、5分5分くらいの割合でした。 ここのブラウンは、こんな感じ。少し細身で、ややこの地域にしては小振り。平均サイズは45cmくらいだと思います。個体によって、もっと模様が密で色も濃いものがいます。ブラウンは、個体差が大きいですよね。 浅く、恐らく富栄養の湖なので、魚自体のコンディションは良く、サイズの割にはなかなかのファイトをしてくれるブラウン達です。 ということで、この湖で1時間ほど楽しんだ後は、いつもの湖へ。 やはり私、フライパターンを見つけたと思います。 湖の状況は、決して良くありませんでした。 まとまった雨による流入河川の大規模な増水で、釣り場周辺の湖岸の様子は一変。濁りが入り、湖岸付近には流されてきた木の枝、草、etc.....が一面に散らばって浮かんでいる、障害物は避けきれない状態でした。見える魚の数も、これまでよりはグッと少なかったと思います。 でも初めて5分。 最初に見つけた魚に対して、「えいっ!」とフライを投じると、何の躊躇もなくフライに食いついてくれました。 約50cmのブラウン。 「やっぱり、このパターンは効くんだあ。」と実感した1尾となりました。 湖岸のゴミに悩まされてその後は早々に退散しましたが、今後も湖が落ち着いた頃を見計らって、訪れようと思う次第です。 そんな、火曜日の午後でした。 さてさて、夏の釣りの予約が進行中。冬のこの時期の釣りも、ポツポツお問い合わせを頂いています。 夏にお越しの皆様、どうぞご予約はお早めに。
by nzsanpei
| 2010-08-04 11:22
| 釣り日誌
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ニュージーランドは南島、クイーンズタウン在住のフィッシング・ガイドの気ままな釣り日誌。NZのフライフィッシングって、こんな感じです!?コメントお待ちしています! by nzsanpei カレンダー
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