人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Angler's Notes from Southern Alps

sanpeiinnz.exblog.jp
ブログトップ
2010年 08月 04日

8月3日 山間の湖にて

8月3日 山間の湖にて_e0098148_110351.jpg

いつもと気分を変えて、夏の盛りにはよくお気楽サイトフィッシングに訪れる、世界自然遺産地域に接する場所にある、山間の湖へ。小さな湖ですが、魚はけっこう多い湖です。おまけに水鳥も多い。
真冬の時期には訪れるのは、初めてのことでした。

最近のまとまった降雨のために、湖の水は濁り気味。流入する小川の水も濁り気味で、サイトフィッシングには、少々困難を伴う状況ではありました。あと、水温も低いです。
だからでしょうか。この日見つけた魚の数は、結果的に少し少なめ。薄濁りのシャローに神経を集中して、ゆっくりと歩を進めていくのですが、なかなか魚にめぐり合えない時間が続きます。ちなみにここの魚は、ほぼ100%ブラウン。夏には、ドライフライのサイトフィッシングで、なかなか軽快な釣りができる湖なんですよ。

少ないながらも、見つけた魚たちは、それなりにフライに反応良くアタックしてくれました。
ゆーっくりシャロー(というか、フラット)を移動する魚を見つけたら、その進行方向2mくらい先にフライをキャスト。こちらもゆーっくりリトリーブして、うまく魚が見つけてくれたらしめたものです。釣れる魚と、見に来るだけの魚、5分5分くらいの割合でした。

8月3日 山間の湖にて_e0098148_1110840.jpgここのブラウンは、こんな感じ。少し細身で、ややこの地域にしては小振り。平均サイズは45cmくらいだと思います。個体によって、もっと模様が密で色も濃いものがいます。ブラウンは、個体差が大きいですよね。
浅く、恐らく富栄養の湖なので、魚自体のコンディションは良く、サイズの割にはなかなかのファイトをしてくれるブラウン達です。

ということで、この湖で1時間ほど楽しんだ後は、いつもの湖へ。

やはり私、フライパターンを見つけたと思います。
湖の状況は、決して良くありませんでした。
まとまった雨による流入河川の大規模な増水で、釣り場周辺の湖岸の様子は一変。濁りが入り、湖岸付近には流されてきた木の枝、草、etc.....が一面に散らばって浮かんでいる、障害物は避けきれない状態でした。見える魚の数も、これまでよりはグッと少なかったと思います。

でも初めて5分。
最初に見つけた魚に対して、「えいっ!」とフライを投じると、何の躊躇もなくフライに食いついてくれました。
約50cmのブラウン。
「やっぱり、このパターンは効くんだあ。」と実感した1尾となりました。
湖岸のゴミに悩まされてその後は早々に退散しましたが、今後も湖が落ち着いた頃を見計らって、訪れようと思う次第です。
そんな、火曜日の午後でした。


さてさて、夏の釣りの予約が進行中。冬のこの時期の釣りも、ポツポツお問い合わせを頂いています。
夏にお越しの皆様、どうぞご予約はお早めに。

by nzsanpei | 2010-08-04 11:22 | 釣り日誌 | Comments(0)


<< FURUSATO      7月29日 ワカティプ湖攻略? >>