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Angler's Notes from Southern Alps

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2010年 08月 21日

8月20日 ワカティプ湖

8月20日 ワカティプ湖_e0098148_8384115.jpg


季節は緩やかに冬から春へのシフトを始め、まだまだ寒いものの、天気のパターンや日の長さから、いよいよ春がやってくることを感じさせる今日この頃です。日本のほうはまだ・・・・・、暑いみたいですね。

少しだけ仕事をしたり、風邪をひいたりしていたおかげで、しばらくぶりの湖への釣りになりました。
晴れ、気温7℃。水温はもう少し低めだったと思います。
クイーンズタウン周辺では風もなく、穏やかだった湖の様子も、湖のずっと北のポイントでは風が沖から吹きつけ(というほど強くはなかったですが)、波立つ湖面がサイトフィッシングを難しくしてくれました。
水位の上昇に伴ってできた広い浅瀬も、上の写真のような感じ。この中から魚をみつけるのは、至難の業です。

前半の1時間半ほどは、苦戦。
ゆっくり、じっくり浅瀬を徘徊しつつ魚を探すのですが、魚が少ないのか、あるいはみつけられないだけなのか、なかなかそれらしく動き回るものを見つけられずに、時間は過ぎていきました。たまに見つけた魚にも、フライは無視されっぱなし。

8月20日 ワカティプ湖_e0098148_8473759.jpg午後4時を過ぎると、風が落ち着き始めて、次第に魚の動きもよく見えるようになりました。だいたい冬の南風の日は、いつもこんなパターンです。こうなると、釣りの効率はぐんと上がります。

レインボー達は、コンディション抜群で、ギンピカ。
まるで遡上直前直後のサクラマスか?というくらいの雰囲気をかもし出してくれています。
この子達の産卵シーズンも、もうすぐです。

フッキング後は激しくジャンプを繰り返し、猛烈なスピードで走り回るので、いつもランディングまでハラハラドキドキさせてくれるのが、何とも楽しいですね。ちなみにティペットは、私は4Xのフロロカーボンを使っています。






8月20日 ワカティプ湖_e0098148_8565218.jpgブラウン達はというと、産卵後の精も魂も使い果たした状態から着実に回復を遂げ、今ではご覧のような良い状態。砲弾型のボディのこの魚は、バッキングラインぎりぎりのところまでラインを引きずり出して、大暴れしてくれました。サイズは60cm弱といったところです。

いずれの魚種も、使ったフライは前からここに書いている、この時期のアタリ(?)パターン。
他にも試しているんですけどね、これがやっぱり一番反応を得られるんです。
で、それはどんなフライかって?
え~・・・・・、発表するのはやめました!笑
真冬にこれだけ楽しめるんだったら、やっぱりその辺の知識は、お客さんのためにとっておこうかと。
ごめんなさーい。


ということで、冬の釣り、依然好調です。
半日程度の釣りなので、クイーンズタウンで時間のある方はぜひ。

by nzsanpei | 2010-08-21 09:06 | 釣り日誌 | Comments(4)
Commented by 西やん at 2010-08-21 20:17 x
こんにちわ。福岡の西やんです。
いいですね~、真冬のワカティプ湖。

これまでは2~3月しか行ったことありませんが、
冬のオフシーズンにダウンジャケット抱えて行くのもアリかな?と。
来年の夏休みあたり、考えてみることにしますよ。
飛行機も安いし。

Commented by nzsanpei at 2010-08-22 08:55
>西やんさん、はじめまして。
冬の釣りは、寒くてポイントも限られているので、だいたい午後半日程度で十分なのですが、十分楽しい釣りになります。浅瀬をクルージングする魚を見つけて、キャストする!という、どこかの常夏の島でのフライ・フィッシングのような釣りなので、夏の釣りとはまた違った楽しさがあると思います。
仰るとおり飛行機も安いし、何度も来られているのでしたら、一度試されてみるのも良いかもしれませんね。
Commented by K at 2010-09-04 16:24 x
でかい地震があったようですが、何もなければいいのですが…。
Commented by nzsanpei at 2010-09-04 18:38
>Kさん
こちらは大丈夫です。ご心配ありがとうございます。
地震はクライストチャーチの方で発生して、被害がけっこう出ています。現在クライストチャーチの中心部が、建物の倒壊などで危険なため、封鎖されているほどです。
日本と同じ地震国なので、時々大きいのがあるのですが、今回のように人口が集中している地域で発生するのは久々のことのようです。


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