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Angler's Notes from Southern Alps

sanpeiinnz.exblog.jp
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2013年 03月 22日

3月18日 テ・アナウ方面

秋になりました。
しかも、突然・・・。

今シーズンは晴天続きで、先週の土曜日までは夏らしい、毎日20℃を超える日々。川も渇水がひどいです。
しかし17日の日曜日は、朝から寒くどんより曇って、正午頃から久々の雨になりました。
まともな雨が降るのはきっと2ヶ月ぶりくらいです。
で、その日は、翌日から3日間ご案内するTさんをお迎えに空港へ行ったのですが、あまりにも雲が低くて視界が悪く、いったんはクイーンズタウンの近くまで飛んできたTさんの飛行機がクライストチャーチへ退き帰してしまう始末。(Tさんは、その後夕方に無事に到着。)

そして一夜が明けてみると、山の上には雪が降っていたくらいの低温に。
これ、釣りにとっては最悪のパターンです。
急激な気温&水温の低下で、魚の活性が異常に低くなってしまうからです。
Tさんにはその点を、前日からしっかりお伝えしてはおりましたが、とにかく厳しい釣りになることは予想されました。

ということで、朝の天候など。
天候:曇り、ときどき晴れ
気温:6℃
水温:12℃(多分、前日までは17℃くらい)

3月18日 テ・アナウ方面_e0098148_839129.jpg雨は、幸いにも(本当は増水するくらいの雨が欲しいのですが、お客さんがいるときは別。)川を増水させるほどのものにはなりませんでした。しかし低温。
戦前の予想通りではあるのですが、見つかる魚の数も少なく、フライにはなかなか見向きもしないという、厳しい釣りになってしまいました。加えて渇水が続いているため、魚たちはけっこう神経質。
土曜日までなら、ドライフライで軽快に釣果を伸ばしていったのでしょうが、この日からまったく別物の釣りに変わってしまった、といっても言いすぎではないかもしれません。

しかし、ボウズでは終われません!
終盤にさしかかったところで、待望のストライク。
ニンフに喰らいついたありがた~いその子は、50cm少々の元気なレインボーちゃん(メスでした。笑)でした。
走り出したかと思うと、まずは上流へダッシュ。
プールの一番上に到達したかと思うと、さらにその上の瀬にまで突っ込んでいくほどの元気者です。
で、今度は下流にダッシュ。
やっとのことでネットに収まった姿を見ると、フライは唇の横にぎりぎり引っかかっている程度でしたから、もう少し頑張られていたらまずかったかもしれません。
とにかくこの1尾で、ボウズ回避。
ありがとう!レインボーちゃん。

その後は貴重なライズを見つけたりもしたのですが、神経質な魚たちは、フライの着水で逃げていくほどで、全く相手にしてもらえませんでした。

ということで何とかボウズを免れたTさんの1日目。予想通りとは言え、厳しい初日となってしまいました。
2日目以降、なんとか魚たちが少し寒さに慣れて、活性が上がってくれると良いのですが、さて・・・・。

Tさんの釣行、まだまだ続きます。

by nzsanpei | 2013-03-22 08:48 | 釣り日誌 | Comments(0)


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