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Angler's Notes from Southern Alps

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2013年 05月 18日

5月17日 マタウラ川下流域 with David

5月17日 マタウラ川下流域 with David_e0098148_844711.jpg

大荒れ予想の天気予報とは裏腹に、穏やかで暖かい日となった金曜日は、マタウラ川下流域の名ガイドであり私の10年来の友人である、Davidに久しぶりに会いに行きました。

Davidは、マタウラ下流域に関しては知らないことがない、そのエリアのスペシャリスト。日本の釣り関係の旅行会社が扱う「マタウラ川のマッドライズ!」なんていうツアーに参加すると、ガイドは彼か、彼の友人たちです。日本のプロ・アングラーにも信頼されている、素晴らしいガイドです。
このブログ読者の方々の中にも、彼のガイドで釣りをされた方がいるのでは?

およそ2年ぶりの再会でしたが、相変わらず。
まずはひとしきり釣り談義に花が咲き、今シーズンはどうだったとか、このリールはどうだとか、ロッドはどうだとか・・・。そんな話をしたと思ったら、「1時くらいからがハッチの時間だから、そろそろ川に行こうか。」なんていう感じ。
年はとったけど、本当に相変わらず。
いつも熱心で、頑固で、おおらかな人です。

そんなこんなで向ったポイントは、Davidの家から道路をまっすぐ下ったところにある、広いプール(というか、ゆ~っくり流れる瀬。)のポイント。ライズ狙いには良いポイントです。
ということで、
天候:晴れ、無風
気温:17~18℃
水温:16.5℃
気温も水温も、この時期にしてはずいぶん高めでした。
メイフライのハッチには、もっとひんやり冷たい気候が理想的。

5月17日 マタウラ川下流域 with David_e0098148_820161.jpg
 12時過ぎから釣り始めたのですが、ハッチはほとんど無く、ライズもほとんど・・・。
やがて1時をまわった頃から、わずかなメイフライの姿が・・・。
それでもライズを誘発するほどではありません。
やっぱり暖かすぎたかな?という感じではありましたが、まあのんびりした良い午後なので、それはそれでよしとできるあたりは、地元の我々ならではです。笑

そんな中でも、散発ライズを狙って、まずはDavidが1尾。
次に私が1尾。
いずれも大きな魚ではありませんが、元気でよく暴れる、コンディション抜群の魚たちです。
ブラウンはそろそろ産卵期ですが、きっとこの魚たちは産卵には参加しないのでしょう。

さて時間が経過し、やがてメイフライも増えるかなあ、と期待はしていたのですが、この日は不発に終わりました。
その後はお互い、1尾ずつ小さな奴を追加して、3時間ほどで釣りは終了。
釣りはイマイチでしたが、晩秋の午後、良いひとときを過ごすことができました。
David、付き合ってくれてありがとう。また来シーズンね。


ところでこの日は、もう一つの目的が。
それは、先日購入した#4ロッドをテストする、というものでした。
REDINGTONというメーカーの、ミディアム・アクションの、US$100くらいの安価なロッド(Classic Trout)。今度の日本遠征にも持って行きます。
ロッドの作りはしっかりしています。
今回初めてラインを通して振ってみたのですが、自分には少し柔らかすぎるかなあ、という感じ。キャスト・フィールは悪くないのですが、慣れるまでには時間がかかりそう。
でもまあ、それほど使用頻度が高くなるわけではないので、良いことにしようかな、と思います。値段相応の働きはしてくれそうなロッドのようです。
しかし・・・・、帰りがけにDavidが「振ってみなよ。」といって渡してくれた、SAGE GRAPHITEⅣの#4。
これが非常にしっくりきて、自分好みでした。
「2本あるから1本売るよ。」とのこと。
う~ん、どうしようかなあ。新しいのを買ったばかりだしなあ・・・。

by nzsanpei | 2013-05-18 08:51 | 釣り日誌 | Comments(0)


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