Angler's Notes from Southern Alps

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2017年 04月 30日

4月27日 シーズン最後のマタウラ川上流域

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秋にしては暖かく、穏やかな曇りの日。
今シーズン最後となるマタウラ川上流部へ出かけました。
4月一杯で平地の河川のほとんどがクローズ(=禁漁)になります。

天候:曇り
気温:18℃
水温:12℃

昼前に到着して河原に降りると、川はシ~~~ン…。と静まり返っていました。
風の音もなく、虫もそれほど鳴いていず、水が流れる音すらほとんどしません。
そういう物理的な静寂感だけでなく、釣りの観点からも実に静か。
水面に何か変化があるわけでもなく、この時期はいつでもチラホラ見えているくらいのメイフライの姿もなし。
こんなに静かな川、久しぶりです。

e0098148_06083020.jpgさて、ゆっくりとライズを探し始めましたが、全然メイフライが飛んでいないので、当然ライズもなし。
ライズの釣りをしに来ているので、見つけた魚にニンフを投じるということもしたくない。
なのでしばらくはハッチ待ちとなりました。

午後1時。
ほんの少しだけ、メイフライの姿が見え始めました。
ライズは、たま~に気まぐれライズが見える程度。

午後2時。
ハッチの量が少しだけ増えて、ライズもぽつぽつと見られるように。
この時期にしてはハッチの量はかなり少なかったのですが、マス達もこれを期待しているようで、少なくてもライズを始めるようです。これがシーズンが違えば、まずライズにはつながらなかったでしょう。

比較的安定しているライズを狙って、釣り開始。
初めはティペット5Xで始めたのですが、反応が悪いので6Xにチェンジ。
これで魚がフライを食べに来てくれるようになりました。

大きなプールのフォーム・ライン周辺を中心に、やる気のある魚たちは水面近くに浮き上がって、流れてくるダンを捕食しています。
フライはイマージャーなどで、サイズは#16か#18。
とにかくナチュラルに、そして魚の鼻先へフライを送り込むことが大切です。
フラットな水面なので、ラインもできるだけ「そっ」と水面に置くように。
上手くいけば、小さなライズリングとともにフライが吸い込まれるのです。
釣れる魚は、50~55cmくらいのグッドコンディションの奴らばかり。
細糸なので、慎重なやり取りが必須。
魚をフッキングするまでも、フッキングしてからも注文がつく少し難解な釣りではありますが、魚の数は多いからチャンスは次々に訪れる。
だから抜群に面白く、夢中になってロッドを振り続けるのです。

午後3時。
メイフライの数が次第に少なくなってきて、3時半にはまた川は静まり返った状態に。
残り香のような気まぐれライズの魚を最後に1尾釣り上げて、この日の釣りは終了しました。
同時に、今シーズンのマタウラ上流域の釣りも終了。


ホームグラウンドであるマタウラ上流部。
この川だけ見れば、今シーズンはなかなかに良いシーズンだったと思います。
天候がずっと不安定だったことが逆に助けとなって、シーズン前半~中盤は豊富な水量、低プレッシャー、メイフライの活発な活動など、条件が揃いました。
そして3月になり天候が安定すると、穏やかな気候と低水温に押されてメイフライのハッチが一気に活性化。
ここ数年では最も安定した、ライズの釣りができたと思います。

ということで、メイン・シーズンも終わり。
これから、限定されますが5月も開いている川への釣行が始まります。
釣りはなかなか独特で面白い季節なのですが、多くの回数、川へ足を運ぶことはないでしょう。
それよりも、1か月後に迫った日本遠征用のフライを巻くことが、当面のテーマになりそうです。

次のシーズンのガイドのご予約もお待ちしております!








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by nzsanpei | 2017-04-30 06:40 | 釣り日誌 | Comments(0)


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