2006年 11月 22日
山間の湖に沿った道路を走りつつ、いつものように湖面に気をとられていると、ふと目ににとまったライズが二つ。これまで風に悩まされながらの釣りを続けていた自分にとっては、たまらなく魅力的なフラットな水面とライズだったのです。 岸沿いの高台からは全てが覗き込めました。3尾の鱒が、あちらこちらにクルージングしながら水面の何かをついばんでいます。何を食べているかはわからないけれど、こんな穏やかな日にしかできない湖のドライフライのサイトフィッシング。とにかく挑戦となったわけです。 よく見ると、水面にはミツバチなどなども落ちている模様。「テレストリアルか?」ということで、まずは一投。無視・・・。フライを変えてもう一投。やっぱり無視。魚の進行方向とスピードもしっかり計算に入れたキャストでダメならフライが違うということです。 さらに水面を凝視。「・・・・・・・!メイフライ?」ということで、早速CDCイマージャー#16をティペットに結んで次の鱒を探します。よーくタイミングと方向を見定めてキャスト。 「・・・・・・食った!」あわせた途端にそいつは水面を一度ボコン!と揺らして、あとはまっしぐらに湖の深みへ突っ走ったのです。ギューンと勢いよく10mほど走られらたところでゲームオーバー。水面はまた静まり返り、手元にはフライを失った5Xのティペットだけが戻ってきました。 いつもの事ながら、湖の元気者の鱒たちには手をやかされるなあ・・・。 ほんの数十分の、静かで楽しい、綺麗な春の湖での釣りでした。ちょっと悔しい・・・。
by nzsanpei
| 2006-11-22 19:58
| 釣り日誌
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ニュージーランドは南島、クイーンズタウン在住のフィッシング・ガイドの気ままな釣り日誌。NZのフライフィッシングって、こんな感じです!?コメントお待ちしています! by nzsanpei カレンダー
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