Angler's Notes from Southern Alps

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2006年 12月 10日

ルートバーントラックのトレッキング②

e0098148_61336.jpgルートバーン・トラックを歩いた11月末は、ニュージーランドの初夏。でも、厳しい世界自然遺産の自然条件の中では、夏だって雪は降ります。標高は1000mもないのに・・・。今回は1日目の夕方から山小屋周辺は雪がしんしんと降り、2日目の出発時には辺りはすっかり雪化粧でした。

どうです?緑と白の2色染め。2日目の朝、1泊目のLake Mckenzie小屋近くの風景です。寒いけれど、美しい。




しっかり防寒・防水を整えて、2日目のトレッキングはまず急な登りからスタートです。お天気は小雪がちらつきながらも次第に回復していって、すぐに防寒のための上着も1枚、2枚と軽くなりました。周囲の豪快な山々も、氷河が作り出した幻想的な深い谷の数々もやがて姿を現し始めます。


e0098148_6104641.jpgどんどん登ってやがて森林限界の上へ出ると、そこはどこまで行ってもまるで「天空の回廊」といったような雰囲気。アップダウンの少ない山肌(本当は長大な谷の側面)を歩く間、壮大な光景がどこまでも、どこまでも続くのです。

やがて峠を越えると、トラックはルートバーン谷をゆっくりと下り始めます。2日目の山小屋はもうすぐ。この第2日の行程は気候によって天国にも地獄にもなる、言わば紙一重のルートですが、今回は1日中小雪がちらつく低温ながらも基本的には晴れ、風も穏やかで絶好の条件で歩くことが出来ました。雪化粧した山々がさらに景色を美しくしてくれました。

トレッキングは歩くことに真剣になってしまったらダメ。時には足を止めて景色を楽しんだり、鳥や花に目を奪われたり、冷たい沢水でのどを潤したりしながら、自然を肌で感じながら進んでいくのが大切です。

e0098148_6191353.jpg道中にはこの時期、「マウントクック・リリー」の姿もそこかしこに見られます。
「リリー」といってもこの花はゆりの仲間ではありません。実は世界最大の「きんぽうげ」。葉を見ればそれがわかります。花の直径は5~7cmくらいでしょうか。毎年初夏になったら、サザンアルプスの各所に咲き乱れます。(と、いうほど数は多くありません。。。)

2日目のロッジは、豪快な滝が落ちる岩盤の中腹に建てられた、これまた豪快な建物。
頑丈な靴から足を解放して、シャワーで汗を流して、色々な国籍・言語の人たちとお互いつたない英語で語らうのもまた、楽しいひとときです。



あらあら。2回で終わらせるつもりが、あと1回必要みたい。いつになったらこのブログ本題のニュージーランドのフライ・フィッシングにもどれることやら。     つづく

P.S.スパムが多いので、トラックバックはしばらく停止します。
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by nzsanpei | 2006-12-10 06:42 | NZの生活一般 | Comments(0)


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