人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Angler's Notes from Southern Alps

sanpeiinnz.exblog.jp
ブログトップ
2008年 01月 12日

12月10日 しぶ~い、バックカントリー

以前から「一緒に釣り行きましょう」とお話をしてきていた、クイーンズタウンのお土産屋さんにお勤めの、マサさん、ユキさんご夫妻。
お天気もお休みもようやく噛み合って、初めて一緒の釣行となりました!
聞けばお二人、毎週のように川に足を運んでいるそうな。
前日もマタウラ川下流域に行き、見事に「玉砕」したんだそうです。

ということで、この日はお天気が良かったので、バックカントリーの川へ。
12月に、Mさん、Oさんと行った川です。

川に着くと、空は快晴。やや強めの下流から上流への風。低水位の川。
そして、先行者2人。
それでも条件はそれほど悪くはないように思えました。
が、・・・・・魚が少ない!
いつもはたくさん見え隠れしているこの川の魚たちが、この日はどこかに身を隠しているよう。
いつもいるはずの場所にも、なかなか魚が見当たらなくて、全然予想していなかったシブ~~イ釣りを強いられることになったのです。

12月10日 しぶ~い、バックカントリー_e0098148_10541134.jpg少ないながらも魚はちゃんといます。
ブラインドでも、丁寧に丁寧にフライを投じていくユキさんは、魚に何度も口を使わせていました。
大きい魚に切られたり、すっぽ抜けたりを繰り返しながら、やっとゲットしたかわいいブラウンにご満悦。

フライは、普段お二人はあまり使わないという、大き目のテレストリアル系のドライフライ。
夏のバックカントリーでは、やはりそんなフライが主役になります。

この日の魚の着き場は、ちょっといつもと違いました。
普段は、プールのヒラキ周辺の浅めの流れや、プールに近いような深みのある瀬の中についている魚たちですが、この日は瀬の流心脇、岸際の緩流部分や、速くて深い流心の底べったりにいることが多かったようです。
やはり、釣り人からのプレッシャーによるもの、と考えて良さそうです。

12月10日 しぶ~い、バックカントリー_e0098148_1144391.jpg自分もバラしたり、切られたりしましたが、何とか良型をちゃんとドライでゲットしてご機嫌。

左のこいつは、流心の底にへばりつくように定位していました。
一度10番のスティミュレーター(けっこう大きいフライでしょ?)にフワッと浮いてきて、直前で反転したんです。
で、少し小さめの、ニュージーランドでは定番の銀バエフライを投げ込んだら、見事にもう一度フワッと浮いてきて、喰らいついてくれました。

マサさんは・・・・・・、またもや玉砕。
いつもの釣り友ヒデくんも、玉砕。
どうやらこの日は、魚に好かれた人と、嫌われた人の差が大きく出てしまったよう。
まあ、釣りですからね。
そういうこともあります。

それにしても、シブイ、シブイ釣りが続いている今日この頃。
まとまった雨が、喉から手が出るほど欲しい現状です。

by nzsanpei | 2008-01-12 11:12 | 釣り日誌 | Comments(0)


<< 1月18日 3時間半の興奮!      1月7日 レインボーの楽園で夢... >>