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Angler's Notes from Southern Alps

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2008年 10月 27日

10月25日 マタウラ川上流域

10月25日 マタウラ川上流域_e0098148_8573936.jpg強い南風と時折強く振る冷たい雨のおかげで、とにかく寒い日でした。実際、雨が上がったと思ったら山の上の方が何だか白くなっていたり、夕方には街中にみぞれかあられのようなものが降ったりもしましたから、季節外れの低温でした。

クライストチャーチからお越しのUさんと一緒に向かったのは、マタウラ川上流域。
できるだけ雨風を避けられるところを探しつつ、雨にもめげずに川に立ったのでした。

マタウラ川は、上流から下流まで、ブラウン・トラウトの魚影の濃さに関しては、世界でもきっと1,2を争う川です。小さいのから大きいのまで、いっぱい魚がいるんです。時には、魚が飽和状態なんじゃないか??と思えるくらい、色々な所に魚はついています。

そのマタウラが、この日はちょっと変でした。
まず、見える魚はほとんど皆無に等しい。
普段だったらニンフで2~3匹はキャッチできる瀬からも、全然反応が得られない。
最上流域に至っては、魚の影すらない。

週末でもあり、よほど先行者に荒らされてしまったとしても、そんなことで魚の気配が消え去るような川ではありませんから、いったい何が起こっているのか???????な状態です。
こんなに静かなマタウラは、多分初めて見ました。
季節外れの天気のせいなのか、人間のせいなのか・・・・。
どんなに川を知っていても、自然はそれをいつも簡単に裏切ると言うか、上回ってくれます。
答えは、魚に訊いてみなきゃわかりませんね。

そんな中でも、何とかUさんがキャッチできたなかなかのブラウンが今回唯一の写真です。
Uさんのシーズン初の1尾は、ピックアップ寸前のニンフに飛びついた、グッドファイター。
47cmのサイズは、マタウラ川の平均サイズより少し大きめです。


ところで、帰りがけに立ち寄ったマタウラ川の支流にあたるスプリング・クリークには、大きなブラウンがけっこういて、ライズを繰り広げていました。本流よりも水ははるかに冷たいんですけどね。
強風と迫り来る雨雲に恐れをなして、スタコラサッサと逃げ帰りましたが、今度じっくりと攻めてみたい気持ちにさせる、なかなかの良い雰囲気でしたよ。またいつかレポートします。

by nzsanpei | 2008-10-27 09:24 | 釣り日誌 | Comments(0)


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