Angler's Notes from Southern Alps

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2007年 08月 20日

8月20日 熱い!?冬の湖

e0098148_1759336.jpg風もなく、穏やかな快晴の1日。最高気温10℃、最低気温-2℃。

今日は久しぶりに、いつぞやの雪辱も兼ねて、クイーンズタウンの湖「ワカティプ湖」の北の端へと車を走らせました。

最近の雨で湖は少し濁り気味も、ご覧の通り、こういう濁りが何とも言えず不思議な色を生み出すんですよね。氷河を源とする水の一つの特徴です。写真じゃ分かりづらいですね。ごめんなさい。

冬の湖でも、狙いはサイト・フィッシング。
浅瀬や落ち込みをうろうろする鱒たちを狙い打とう、というわけです。
ロング・キャスト必要なし。#6ロッドにフローティングライン、リーダーは12ftくらいかな。
さすがにドライフライはつけられませんが。(時には可能ですよ)

濁りで魚は見つけづらいかな、と思ったらなんのなんの。
やはり冬のこの時期の湖は、見える魚が夏より格段に多い!
この辺りは日本の湖とは違う所。場所によっては、ドロップ・オフ周辺に4~5尾見え隠れするくらい、魚はいました。
もちろん無風快晴の素晴らしいお天気ですから、魚はとっても神経質。
簡単には釣れてはくれません。

e0098148_18115143.jpgまずは、ドロップ・オフやら流れ込みに付いている魚を、ウーリーバガーでせめる作戦。
時おりライズも見られて、魚の活性はなかなか高い様子で、期待十分。
フッキングにまでは至らないまでも、追いかけてくるだけの奴、フライにアタックする奴が程よくこちらの脳みそを刺激してくれます。

開始後1時間、1尾目は丸々太った57cmのレインボーでした。
流れ込みをフライがスイングし始めた瞬間、ゴンゴン!と、何ともいえず良い感触。
ロッドをバットから曲げ、バッキング近くまでラインを引きずり出し、大暴れの末にネットイン。
待望の、真冬の1尾目です。
見てください、コレ。銀ピカの、はちきれそうな魚体。
ブラインドでの1尾です。

そうこうしているうちに、どうやらメイフライのハッチが、ぽつぽつと始まって、時折ライズも見られるほどの好条件になってきました。
それでは、ということでフライをニンフに変更。
魚が近づいてきた所でラインを引っ張って、浮上するニンフを装ってやると・・・・。
ギラッと魚が反転した途端に、手元にグン!と力強い感触。
お次は50cmほどのブラウンが、これまた元気一杯にジャンプも披露して大暴れ。
いやあ、たまりませんな。
しかも周りには釣り人は一切いない、貸し切り状態。
冬の釣り、素晴らしい!
これからは、シーズン・オフという言葉は使わないようにしよう!

e0098148_18361311.jpg圧巻は最後の1尾でした。
メイフライのハッチに合わせて、明らかに水面を捕食しているスプラッシュ・ライズまで出てきて、冬とは思えない状況になってきていたんです。
もちろん、ハッチの量は少なくて、ライズも散発ですが。
ここまでで十分に満足したので、思い切って結んだフライは、何と、エルクヘア・カディス!
「何で真冬にエルクヘア・カディスなの?」って?
だって、飛んでるメイフライの姿が妙にふわふわ感があって、エルクヘア・カディスの雰囲気にすごく似てたんです。それだけ。
まあ、そのまま使わず、少し工夫はしましたけど・・・。
シャレです。けっこう真面目なシャレです。

遠くでポツーン・・とライズをしたブラウンが、浅瀬をこちらに近づいてきます。
進行方向を見きわめて、フワッとフライを水面に落として、後はドキドキしながら眼を皿のようにして、魚の行動を凝視!
ゆ~っくりフライに近づいてきて、さらにジ~ッとフライを観察するようににじり寄ってきた直後、吸い込むようなライズとともにエルクヘア・カディスが消えたのです!
やっぱりエルクヘア・カディスはすごい!ドライフライの王様!

またまた大暴れの末にネットに収まったのは、これまた50cmオーバーのブラウンでした。

家を出たのが午後2時。釣りをしたのは2時間半。
真冬にこれだけ濃密な釣りが出来れば、何も言うこと無しです。
雪辱も果たして、大満足のご近所フィッシングとなりました。
また行こうっと。
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by nzsanpei | 2007-08-20 19:02 | 釣り日誌 | Comments(2)
2007年 08月 07日

すごいごちそう

e0098148_17171233.jpgふふふふ・・・。
これ、何でしょう?
上等な牛肉?違います。

コレ、大トロです。

しかも、1キロくらいの塊。
買ったらいくらするんでしょう?

コレ、もらっちゃいました。
もちろん、タダで。

どうですか、この脂ののり具合。
思わず写真に撮ってしまって、おまけにブログにもアップしちゃいます。

食べきれないので、友人夫婦を招いて「大トロパーティー」と相成ったわけです。
e0098148_17214259.jpgお刺身に、シャリも用意して手巻き寿司。
しかし何といっても感動したのは、串に刺して炭火で(正確には薪ストーブの火で)あぶった、炙り焼きでした。
焼きながら、脂がポタポタ・・・。ヨダレも・・・。

中には、脂っぽくて大トロはあまり・・・、という方もいるでしょう。
多分こっちの人たちは、日本人以上にそういう人が多いはずです。
でなければ、もらえない。
多分あまりその価値を認識されていないのではないか、というのがこの夜の見解となったのでした。あるいは、食べ方を知らない?
やはり、食文化としてこちらの人たちは魚の食べ方を知りません。
売っている魚の種類も少ないし、料理と言っても焼くか、揚げるか。

魚は沢山近海で獲れるんですよ。
実際、日本の漁船がやってくるくらいです。
中でもマグロは有名。良いマグロ(ミナミマグロ、クロマグロ、キハダマグロなどなど)が獲れるので、日本からの需要は多いんです。
釣りだってできます。実際この大トロは釣られたものです。
南島の西海岸から船をチャーターして沖に乗り出せば、200kgを超えるようなマグロにだってめぐり合えるんです。
ニュージーランドは、海釣りだって最高です。
他には、タイ、カジキ、ヒラマサ・・・・。
だから、もっとお魚文化が進んでいてもいいんでしょうけど。
イギリス系って、やっぱり保守的なんでしょうか?

まあ、「魚の食べ方を知っている日本人って、幸せだなあ」ということで、幸せな夜は更けていきました。
それにしてもコレ、最高に美味かったです。
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by nzsanpei | 2007-08-07 17:38 | NZの生活一般 | Comments(0)
2007年 08月 03日

CM撮影

e0098148_8355119.jpgつい最近、日本の某ITメディア関係の商品のCM撮影に、エキストラとして参加してきました。
ニュージーランドは、最近ずいぶんCMやバラエティ番組に登場する機会が多いんです。
(最近は、「どろろ」もNZ撮影)
で、地元の人間には、けっこうエキストラ出演の機会があるんですよ。

とは言っても、自分は初出演!

撮影場所は、冬真っ盛りの雪山の頂上周辺。
全部で10時間くらいの撮影中、出番があった2時間分くらいの時間以外は、ひたすら待つ。
幸いなことに、高山の山登りのシチュエーションだったので、写真の手前に写っている他のエキストラの人たちのような完璧な(?)防寒をして望んだおかげで寒くはなかったんです。
まあはっきり言って、テレビに映っても誰だかわかりません。

e0098148_846047.jpg日本からやって来た監督以下の撮影スタッフと、現地のカメラクルーが一体となって黙々と撮影は進められます。
一人一人の立ち位置から動きの早さに至るまで、細かな指示が飛ぶ。
広大な雪山で、こんなに緻密な撮影が行われるという事実に、ちょっとビックリ。

しかし、ほんの15秒か30秒くらいのCMに、すごい労力がかけられてるんですねえ。
1日で撮影は終わり、とは言っても、事前の打ち合わせや衣装合わせは綿密。
当日は朝の5時に集合してから、主演の役者さんは終始動きっぱなしで、1日の終わりには憔悴しきった様子です。
撮影クルーだけでなく、衣装係の方たちや、現地のコーディネーターの方たちもずっと付きっ切り。
全員一体となって、撮影は進められていくのです。
集中力を維持するだけでも大変でしょう。
のんきなのは、エキストラの自分たちだけ(笑)。
これでも、規模も予算も小さい撮影なんだそうです。

感動したのは、食事!
朝と昼、専門の業者がやってきて、現地で完璧な食事を用意してくれるのです。
それがけっこう豪華で美味しい!もしかしたらクイーンズタウンのどのレストランよりも美味しいかも。
やっぱりかなり体力を要する日程なので、食事はしっかり、ということなのでしょう。
これだけでも参加した甲斐があったかもしれません。

多くを語ってはいけないかもしれないので、この辺で。
いやいや、とにかくいい経験をさせてもらいました。
そのうち放送が始まると思いますので、どうぞ見てやってください。
ギャラ?
秘密です。
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by nzsanpei | 2007-08-03 09:05 | NZの生活一般 | Comments(0)