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2016年 12月 10日

12月8日 Oreti River

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10月中頃から荒れていた天候もようやく落ち着きつつある今日この頃。
朝のうちはどんより低い雲が空を覆っていた木曜日は、難関のOreti Riverへ調査をしに出かけました。
この川は人気河川。
地元のアングラーも、客を連れたガイドも、その難しさも知らずただ評判だけを聞いて訪れる旅行者アングラーも、皆が目指す川です。
いつも、先行者がいないポイントを確保できるかどうかがとにかく課題になる川でもあるのです。
この日は川に到着したのが正午と、普通に考えるとあり得ない時間ではありました。が、それほど良くない天気予報と前日までの少々荒れた天候から、普段よりは空いているだろう、との読み。これが当たりました。
上流部の1区間が空いていたのです。

天候:曇り⇒晴れ、強めの南風(下流から上流側への風)
気温:18℃⇒23℃
水温:16℃⇒18℃

この川の釣りは、とにかく手抜きが許されません。
ほぼすべてがサイト・フィッシング。
魚を見つけたら、とにかく慎重にアプローチ。それほど近づくことはできません。
魚を観察して、捕食対象を見定め、フライを選択。
川の流れを読んで、自分の立ち位置、フライの落とし方、ラインの置き方・・・をしっかりと考え、戦略を立てる。
そして、キャストを1発で決める。ちなみに、近所に風力発電所があるくらい、強風が吹くことが常の川。
それでも努力が実らないことの方が多いけれど、実れば特大。
本当に、1匹1匹が極限まで満足感を与えてくれる。そんな川なのです。
腕に自信のある方は、喜んでご案内します。
自信はなけれど挑戦してみたい方は、どうぞしっかりキャスティング練習してきて下さいね。ただ投げるだけではダメですよ。

e0098148_17385001.jpgさて、釣りの方。
魚の活性は非常に高く、数も多く、なかなか素晴らしい午後になりました。

まずはニンフで。
フライは、#16のビーズヘッド。

見つけた魚の捕食レーン(位置+深さ)にニンフをナチュラルに送り込むと、3匹に1匹くらいは反応をしてくれました。
ここの魚はフッキング後もたいへんなので、ニンフを食わせた6匹のうち、無事にキャッチできたのはその半分。
どの魚もパンパンに太って、体高があります。
そしてサイズは60cmが平均。
コンディションの良い大型魚とのやり取りはなかなか大変なのです。
ちなみに逃げられた3匹のうち2匹にはフックを伸ばされました。涙
逃げた魚は何とやら…。で、けっこう大きいのもいましたね。

さて、午後3時もまわると気温が上がって、活性が落ちる魚も現れ始めました。しかしそれと同時に、浅瀬に入り込み、水中と水面の両方のエサを意識しているような魚も出始めたのです。
ニンフでは十分楽しませてもらったので、ここからドライの釣りにチェンジ。
果たして水中の季節がどれほど進行しているのかが、これで何となくつかめるはずです。

e0098148_17385947.jpg比較的浅い瀬にいる、やる気のある魚だけを相手にします。その他の魚はできるだけ驚かさないように、スルー。
結論から言うと、反応は上々でした。

ドライ1匹目。
フライを追って、ガバッ!と口を開けて襲い掛かったのですが、なぜかフッキングに失敗。
ちなみにここの魚たちですが、一度フライを追ったら、二度目はほぼありません。

ドライ2匹目。
早い流心の脇の岸際、やや流れが緩くなっているところでさかんに動いていました。
投入したフライが魚のやや右手岸寄りに落ち、魚の真横を通過しようとした瞬間に、いきなり横っ飛びで水中から頭を全部出して襲い掛かりました!
超刺激的!そして、デカい!!
なのにフライは何の抵抗も感じずに空中に舞ったのです。涙涙

ドライ3匹目。
浅く平坦な瀬に定位していた黒い影。
十分離れた位置から、頭に思い描いた通りの場所にフライが落ちると、何の迷いもなくゆっくり頭を持ち上げてフライを咥えました。
今度はしっかりフッキング!
60cmを少し超える、鼻曲がりの立派なオスでした。
満足。

ドライ4匹目。
2つに分かれた流れが、一つは真上流から。一つはその右から合流するような場所でした。そして魚はその合流点の上からの流れの側に。少し、ラインコントロールが難しい場所だったと思います。
右側からの流れに対処しつつ、ギリギリ必要なだけのドリフト距離を得られるようにキャスト。
こちらの魚も大喜びでフライを食べてくれたのです。感謝。笑
この日最大の64cm。

以上で、釣りは終了。
正午からの釣りで、十分な成果が得られたと思います。
しかもこの日入ったのは上流2区間の上の区間だったので、2区間分をしっかりチェックできたのは、ガイドとしては何よりでした。
が、大変です。
行ったことがある方ならどこへ行ったか、どんな場所かは分かって頂けるかと思いますが、この2区間分の距離は相当なもの。釣り終わってから、農家の砂利道をひたすら歩いて車まで到達するのにたっぷり2時間かかりますから、直線距離で少なく見積もっても10kmはあります。
往復で20km。
それを半日でやるとなると、相当に体力を消耗します。
ということで、翌日は全身がギシギシ悲鳴を上げておりました…。










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by nzsanpei | 2016-12-10 18:24 | 釣り日誌 | Comments(0)