2013年 03月 02日
美味しい魚を求めて、西海岸の海へ行ってきました。 小さな漁村の桟橋ですが、世界遺産地域に接した場所にあるだけに、この海、すごいです。 これまでもありとあらゆる魚が釣れました。 いつもおどろきで一杯の海なのです。 今回は、美味しい魚はそれほど釣れず、釣果としてはこの場所にしては今一つだったのですが、驚きだけはこれまで以上のインパクトがあるものばかりでした。 ①まず到着してすぐ。 沖にいきなりイルカの大群が!! ダスキー・ドルフィンというイルカの大群が過ぎ去っていくではありませんか。 ②水深4~5mくらいの水底が見えるくらい、この日はやけに海の透明度が高いなあと思っていたら、いきなり特大のエイが泳ぎ去っていきました。 ここから本当にすごくなりました。 写真を撮るような余裕がなかったのが残念です。 ③マグロ! 浜から、せいぜい50mほど突き出した桟橋の上で、せいぜい水深は4~5m。 そこに特大のマグロが!! かるく100kgは超えていたと思います。もしかすると150kg。 近づいてきたタイミングを逃さず、鼻っ面にジグミノーを、ダメとわかっていつつもキャスト! マグロが一瞬ルアーを「キッ!」とにらんだだけでした。 (それだけでも、周囲の人たちは大興奮!) まあ、仮にフッキングしたとしても、ロッドもリールもこのマグロのファイトに耐えられるものではないんですけどね。 しかし、驚きましたねえ。 こんな浅瀬というか、岸近くまで、特大マグロが寄ってくることがあるんですねえ。 しかも単独で。 ④マンボウ! これも大きかったです。1m以上は軽くありましたよ。 しかも!私の置き竿に掛かったのです!!! しかしそれは、リール付きで2980円で買った投げ竿。 周りの人々がやんややんや言ったところで、何ができるというわけではありません。 ジーッ・・・と糸は見る見るうちに出て行って、やがてスプールがすっからかんになって、プツン! これも驚きましたねえ。 マンボウも、やはりこんな岸辺まで寄ってくることがあるなんて。 しかも自分のロッドに掛かるなんて。 そしてマンボウも、以外に泳ぐと早いんですね。やっぱり魚です。笑 ということで、驚きと興奮の海釣りでした。 なんだかちょっとハマリそう。 また行くぞ。 #
by nzsanpei
| 2013-03-02 17:27
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2013年 02月 22日
相変わらず夏らしい毎日が続いています。 これからしばらくは晴天&高温の予報。 そろそろ川をリフレッシュするくらいの雨があってもいいですね。 で、最近は、仕事のすき間の短時間で2回。 今週火曜日は、テ・アナウに行ったついでに近くの川へ。 釣りの時間は2時間半。 水温22℃!(ほんとか?) 午後5時で気温は24℃。 もちろん晴れ。 好調ですよ。 上の写真のとおり、セミにガバッと! でも、セミフライに少し魚がすれてきたように感じますね。 そういうときは、一工夫が必要です。 なので、セミで半分。その他で半分、という具合で釣れました。 2時間半で、フッキングした魚は4尾。 フライを喰い損なった魚が1尾。 すっぽ抜けが1尾。 無反応が3尾。 まあ、上々でしょう。 そして昨日の木曜日は、近所の山中の湖へ。 釣りの時間は1時間半。 気温:24℃ 水温:計るの忘れました。でも20℃くらい。 年末年始の大雨ですっかり濁ってしまって、2週間前は釣りにならなかったこの小さな湖。 昨日行ったら、すっかり濁りがとれていました。 なので、期待十分。 かなりの強風で、魚を見つけづらかったというのあるのかもしれませんが、それにしても魚が少なかったですね。 いつものシーズンだったら、湖際を30分も歩いていると3~4尾は魚を見つけたはず。 多分強烈な濁りのために、魚がどこかへ移動した、ということなのかな? それでも何とか1尾みつけて、魚の進行方向を読みつつ「ホイッ!」とショートキャストすると、一発! もうすぐバッキング・・・、という所まで疾走したのは、50cm少々の元気なブラウンでした。 これ1尾だけ。 ま、もう少ししてからもう一度のぞいてみましょう。 きっと魚は戻ってくるはず。 と、まあこんな感じで、現在、ドライフライの夏の釣りがたいへん好調です。 来月末くらいまでは、こんな釣りが楽しめそうです。 ご予約、お待ちしています。 ・・・それにしても最近、日本人の釣り人をあまり見かけないような・・・・・? #
by nzsanpei
| 2013-02-22 15:08
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2013年 02月 18日
手近なようでそうでもない場所。 自分にとっては、それがマタウラ川の中流域です。 ノコマイから上が上流域。 ゴアから下が下流域。 上流域はクイーンズタウンから最も近い釣り場の一つで、自分にとってはホームグラウンド。1年中でも最も釣行回数の多いエリアです。 下流域はライズの釣りに関しては世界一とも言えるエリア。良いシーズンには、ここでしっかりとライズの釣りを楽しみます。 さて、今回は中流域。 クイーンズタウンからの所要時間は、ゴアまで行くのと同じくらい。 川へのアクセス・ポイントは十分あるけれど、川の規模からすると少なすぎるかな、という感じ。 川は、上流域を倍くらい大きくして、少しゆったりめにした感じの雰囲気で、下流域とは全然違うムードが漂います。どちらかというと、上流域の方に近い雰囲気かな。 天候:快晴 気温:20℃⇒24℃ 水温:18℃ このエリア、ポイントがいっぱいです。 どこにでも魚がいておかしくない感じ。 ただし今は真夏。晴天続きでもあり、真っ昼間に元気に捕食を繰り広げる魚は、決して多くはありません。やる気のある魚は瀬に。プールにはほとんどと言ってよいくらい、魚の姿は見当たりませんでした。きっと、深みの物陰でじっとしているはず。 なので釣りは、瀬が中心。しかも浅い瀬にいて、捕食をしている奴だけを集中的に狙うのです。 使うフライは、テレストリアル系のドライのみ。 ニンフに夢中の魚がけっこういて、この水温、この天候でも、けっこう水生昆虫の動きはあるんだなあ、なんて思ったりもしますが、あえてここはドライにこだわる釣りをしてみました。夏ですからね。笑 あと、そうすることで上流域や下流域との魚の捕食パターンや行動の違いが少し見えるはず。 釣れさえすればいいのであれば色々と使うでしょうが、そういう釣りとは目的が違いますからね。 狙い通り、浅瀬にいる活発な魚は、上々の反応を見せてくれました。 キャストさえ正確なら、ほぼ一発。 多少ずれても、追いかけて喰いにくる奴もいます。 そして魚のコンディションは抜群。50cm弱が平均サイズというところでしょうが、良く暴れるのでけっこう楽しめます。 しかし、プールの魚。 あるいは瀬にいても動きがない魚は、ほとんどフライに反応を示しません。 あと、瀬でも流芯近くにいる魚たちは、水中のエサに夢中で、やはりフライには興味を示しません。 このあたりが、やはりマタウラの魚です。 この川はとにかく水生昆虫が豊富なので、陸生昆虫にそれほどこだわらなくても十分な量のエサが得られる、ということなのだと考えられます。つまり、「選り好み」してOKということです。魚たちにとっては、そのとき食べたい好きなものだけ食べていれば良いのです。ぜいたく! だからかどうか、この川では上流でも下流でも中流でも、ほとんどこの時期定番のセミ(シケイダー)では釣果を得ることができないのです。 そんなこんなでおよそ3時間。 やがて近所の子供たちが水遊びをするところに出くわしたところで、釣りはおしまいとなりました。 水遊びできるほど、川はきれいじゃないんだけどなあ・・・。 ということでマタウラ中流域。広く浅い瀬が多いこともあり、秋のメイフライの時期にもぜひ訪れてみたいところです。 きっと、すごいライズに出会えるはず。 さて、今日の最高気温の予想は30℃。 まだまだ夏は続きます。 明日は31℃の予想です。 暑い、暑い。 #
by nzsanpei
| 2013-02-18 10:36
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2013年 02月 11日
少し前の話になりましたが、先週の水曜日は仕事でテ・アナウに。 午後に4時間弱の時間が生まれたので、その間に少しだけ近くの川に「様子見」にでかけました。 こういう短時間勝負の釣り、嫌いじゃありません。 天候:晴れ 気温:23℃ 水温:21℃(ぬるっ!) 川底の色と水色の関係で、魚を見つけるのは容易ではない川なのですが、決して魚の少ない川ではありません。 なので、見えないときにも、それらしい場所は丁寧にフライを流していくのです。 釣りは現在、どこへ行っても絶好調。 大きなドライフライに、テンポ良く魚が反応してくれます。 この日も同じ。 セミフライにドカン! ハエフライにもドカン! みんなコンディションも良くて、特にレインボーたちは激しいファイトをしてくれました。 たまに釣れてくるブラウンも、なかなかパワフルでしたよ。 とまあ、こんな感じで、釣りは軽快そのもののテンポで進むのです。 やっぱりこの時期はこうでなくちゃ。 そんなこんなで、正味2時間半くらいの釣りでしたが、50cm~55cmくらいの鱒たち7~8尾ほどと遊ぶことができました。仕事の合間の釣りですからね。悪くありませんよね。 今月一杯は、こんな釣りが続きそう。 一年で一番楽しい時期かもしれません。 しかし皮肉なもので、この時期が一番自分にとって忙しい時期なので、自分の釣りにはなかなかありつけません。 だから晴れた空が時にうらめしい、ストレス増幅の時期でもあるわけです。 まあ仕方がありませんけど。 宝くじでも当たれば、しばらく仕事せずに釣りに集中できるなあ、なんて思ってみたり・・・。 庶民はつらいよ。笑 #
by nzsanpei
| 2013-02-11 11:52
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2013年 02月 03日
先日、マタウラ川上流域に出かけた時のことです。 天気は最高。 釣りも最高。 気分の良い日でした。 で、ぷりぷりっ!としたドライフライに、これまたパンパンのコンディションのぷりぷりっ!としたブラウンちゃんがドカンと喰いついて、パワフルなファイトをご機嫌で楽しんでいたその瞬間・・・・・。 「パキッ!」と音がして、ロッドが折れてしまったのです。涙涙涙 この季節、私の御用達の4番ロッド。 まあ見て下さい。こんな感じです。↓ 4ピースロッドのバットセクション(4番)のフェルール部分が、真っ二つ。 これ、場所が場所だから、直らないだろうなあ。 直すよりも、新しいのを買った方が早いし安いだろうなあ。 応急処置もできないだろうし。 はぁ~~~~~~~~~~~。 ・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・。 釣り? 最高ですよ。 今は絶好調です。 ドライフライにバンバンです。 だってこの日も、その後折れたロッドをティペットでグルグル巻いてつなげて、その後2時間で4~5匹は釣りましたからね。 さて、どうしよう? #
by nzsanpei
| 2013-02-03 14:07
| 釣りあれこれ
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ニュージーランドは南島、クイーンズタウン在住のフィッシング・ガイドの気ままな釣り日誌。NZのフライフィッシングって、こんな感じです!?コメントお待ちしています! by nzsanpei カレンダー
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