Angler's Notes from Southern Alps

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2019年 03月 22日

3月21日 Oreti River

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水面が光ってホワイトアウト。
何も見えん。
お手上げです。

薄曇りの木曜日は、難関のOreti Riverへ行って来ました。
「明るい曇り」が、サイトフィッシングの最大の難敵の一つ。そんな日です。
魚が見えてなんぼ、の川なので、これだけ水面が光っているとほぼお手上げ状態。
ブラインドで叩いていって魚が出てくるようなことはなかなかないので、この時点で川を変えようかどうか悩んだ次第。

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でもまあ、そんな状況下でも見える魚の1匹や2匹はいるはずなので、せっかく来たから釣り開始。
見える魚は本当に少なかったし、見えても見えた時にはすでに近寄り過ぎていたり…。
途中で何度も引き返そうと考えましたが、それでも頑張ってみたらちゃーんと魚は釣れました。笑

2匹。
どちらもドライ。
1匹は瀬の中にいてそれほど動き回ってはいなかったのですが、フライがレーンを通ると、一発で「パクリ!」。

もう1匹は深瀬のど真ん中で一度だけライズをしたのを発見。
すかさずフライを投入したら、あっさりと。

どちらも60cm前後のコンディション最高のほれぼれするような魚体でした。

他には、フライを見に来た奴が3尾ほど。
出たけどフッキングしなかった奴が1尾。
何とか釣りになって、ホッとしました。

さて、夏風味ドライフライの釣りはいつまで続くかな?









# by nzsanpei | 2019-03-22 10:52 | 釣り日誌 | Comments(0)
2019年 03月 20日

3月15日 サウスランドの山の中

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12月から続いていたガイド漬けの毎日がようやく一段落。
やっと自分のロッドを手にして河原に立つことができたのは、先週の金曜日のことでした。
行先は、サウスランド地方を流れる川の上流部。魚はそれほど多くはなくてそこそこ神経質。見つけるのもけっこう難しい川なのですが、きっとまだ夏向きドライフライに反応してくれるだろうことを期待して向かったわけです。釣れたら、みんな60cmがらみ。

天候:快晴
気温:21℃
水温:13℃⇒17℃

アクセスに到着して準備をしていると、カメラを忘れてきたことが判明。
さらにネットリリーサーの片側を、ガイドの時にはリュックに取り付けているのですが、それもリュックごと忘れてきたことが判明。
それで何とか代用できそうなものを探して取り付け方をあれやこれやと試していると、お次はリリーサーのネット側が破損!
「久しぶり」って、こういうものだよなあ。なんて思いつつ、なんとか釣りを開始したのでした。
やれやれ。

見える魚を探しつつ、同時に魚のいそうな深瀬やプールをブラインドで探って行きます。
フライを見に来る魚は何匹がいるのですが、バイトにまでは至らず。やはり夏の間のプレッシャーから、アクセス付近の魚たちはそれなりに神経質でした。あと、フライを投げる前に魚を見つけられないことも原因ですね。1投目をフィーディング・レーンに確実に投入できないわけですから。
でも、見つけられれば話は別です。

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やがてやって来たプールのヒラキ。
かすかに尻尾が揺れ動くのが見えました。
フライは#12のテレストリアル。
キャスティングをしっかり1投で決めると、ゆっくり近づいてきて「ガバッ!」と。
「ビューン!!」と魚が走って、水底で高速ターンを決めるとラインが底石にからみついて、糸がプツン!涙
この川の魚はコンディションが良くてファイトが素晴らしいので、フッキング後もスリル満点です。
一番上の写真の魚を見れば、コンディションの良さがお分かり頂けるかな?

お次は、大きなプールにつながる深瀬のポイント。
対岸側の岩盤底に揺れ動く影を発見です。
けっこう流速のある流心を跨いだ向こう側のゆっくり流れるところ。
魚のやや上流に立ち、上流側に大きくスラックを入れつつフライを魚の70~80cm上流のレーンへ投入。
メンディングでドラッグをぎりぎりかわして魚にフライが近づくと、サッと近づいてきてフライを咥えてくれました。フライは#14のテレストリアル。
下流のプールまで一気に下って、深いプールの底~対岸のえぐれに向かって魚は突進!
そうはさせるか、と必死に魚にプレッシャーをかけて対岸側から引っ張り出して、やがてヒラキの浅瀬に無事横たえることができたその魚は、61cmのとても立派なブラウンでした。
3か月半ぶりの1匹です!

携帯電話で写真を撮って、魚をリリースして、フライとラインを整えて、さっき魚が釣れた場所の少し上流に目をやると、魚が翻ったのが一瞬目に留まりました。
こちらも一発!
今度は59cmの、これまたパンパンボディの立派なオスのブラウンでした。

この2尾ですっかり満足しつつも、さらに上流に魚を探しながら進みます。
見える魚が少ないので、どんどん進みます。こういう時は、よく歩きます。
やがて差し掛かった落ち込みのポイント。流心脇の深みのあるところに、大きな影が見えました。

一投目。
フライはレーンをとらえますが、ゆっくり浮上してきてフライをじっくり観察して、魚はまた元のポジションへ。
フライを#16のビートルにチェンジして、二投目。
今度もゆーっくり浮上してきて、今度は吸い込むようにフライを持って行ってくれました。
これが一番上の写真の魚で、63cm。
ほれぼれするような魚体です。もちろんファイトも素晴らしかったのは、想像に難くありませんね。

その後は、すっぽ抜けが一度。見に来ただけが一度で、釣りは終了。
これで十分満足して、上々の気分で川から上ったのでした。


帰り道。
道路を車に向かって歩きます。1時間半くらいはかかるかなあ?なんて考えていたら、背後から農家のトラック。
道路脇に寄って、あいさつ代わりに手を挙げてやり過ごそうと思ったら、トラックが停車。中からおじさんが手招きで「来い、来い!」と呼んでいます。
助手席のドアを開けて挨拶したら、「乗って行け!」だって!
ニュージーランドの田舎には、こんなに気さくでいい人がまだまだたくさんいます。
7~8分で自分の車に到着して、おじさんに感謝感激の意を伝えてお別れしたら、なんだかほっこりした気分になりました。
魚が釣れて、そんないい人にも出会えた、晴天の素晴らしい1日でした。










# by nzsanpei | 2019-03-20 08:24 | 釣り日誌 | Comments(0)
2019年 03月 14日

夏の釣りももうすぐ終わり

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3月も中旬になり、季節は夏から秋へ移行中です。
朝夕の気温が下がってきて、メイフライのハッチが気になる頃になりました。

さて、やっと一息つけるくらいに時間が出来てきたので、久しぶりのブログ更新。
2月中旬~3月中旬のガイディングを振り返ってみようと思います。

【今シーズン2度目のSさん釣行】
12月に引き続き、今シーズン2度目の釣行となったSさん。
天候が今一つでも、体調が今一つでも、何だかんだと毎日あちらこちらに出かけて、延べで11日間ロッドを振り続ける毎日となりました。

釣行序盤は、マッケンジー方面へ遠征。
到着したその日からニジマス釣りにも出かけていたのですが、クライマックスは2日目のスプリング・クリークだったと思います。
快晴の1日は序盤こそ魚の少なさと反応の渋さに手こずりましたが、それ以降は60cmがらみの大型ブラウンをドライでしっかり手にしていくことになりました。
しかし最も思い出に残ったのは、釣れなかった1尾。
バンク際でライズする特大サイズを発見し、一度はこの日当たっていた夏向けテレストリアルのドライフライを投じたのですが、バイトに至るどころか、パタリとライズも止んで、魚を警戒させて万事休すとなったのでした。しかししばらくすると、再び出てきてライズが再開。
今度はメイフライ系の繊細なドライで慎重にアプローチ。すると…、大きな頭が水面にガバッ!と出てきて、見事にストライク!!
事前の想定通り水中の倒木や障害物に突っ込まれないように距離を詰め、うまくそれらを交わしながらファイトをしていたのですが、突然魚が下流に走ったかと思うとこちらが対応しきれない素早さで藻の中へ突進!必死に藻からラインを外そうと試みたのですが、あえなくフックアウトとなったのでした。
その後、川底にへばりつくその魚を間近で確認できたのですが、少なくとも70cmはありそうな超大型。忘れられない1尾になったのです。

その後はテ・アナウに移動です。
Sさんは有名河川で難関の「Oreti River」の釣りに完全に魅せられた数多くの釣り人の一人。
Oreti中毒なのです。なので、釣りは一にも二にもOreti River。
曇りだろうと、強風だろうと、関係ないのです!
結果から言うと、この川を訪れた5日間、毎日コンスタントに大型ブラウンをキャッチすることができました。手にした魚の数は、トータルで20尾に迫る釣果です。Sさんの腕と経験があってこその釣果で、地元の人でもこの川でこれほど安定した結果を出せる人は多くはありません。チャレンジしたことがある方ならわかるはず。
特に2日目はこの川に付き物の強風。風で波立った水面から水しぶきが顔に飛ばされてくるくらいの風だったのですが、その中で7尾をキャッチしたのです。
ちなみにこの川は何度も言いますが難関です。ファースト・キャストでフィーディング・レーンをとらえることができなければ、釣れる確率は半分以下になってしまうのです。だから強風下での7尾は段違いの凄さと言えます。

例えば3日目のある1尾。対岸バンク際の緩い流れに魚を見つけ、まずは作戦を練ります。
風は上流側からの強めの風でした。もちろん手前には流れの早い流心があり、魚にはせいぜい10mくらいまでしか近づけません。もちろん、ナチュラル・ドリフトが必須。
風と流心の流速を計算して、魚のやや上流に立ち、上流側に大きくリーチを入れて魚の1m上流にフライを「ソフトに」着水させる。さらに即座に上流側にメンディングを、「フライを動かさないように」入れ、その後ラインが流心に引っ張られるのに合わせて、手元側のラインを下流側にメンディングすることでドラグ回避。そうするとギリギリ1mのナチュラル・ドリフトが確保できるはず。これが事前の作戦。
そうして本番。慎重に距離を測り、糸の長さを決め、放ったファースト・キャストは、まさに事前にイメージした通りに着水し、その後の作業も完璧にクリア。すると魚が何の疑いもなくゆっくりと水面に頭を持ち上げてフライを呑み込んだのでした。
完璧な1尾。こういったことが必要とされるからこそ、この川での1尾は飛び切り価値があるものになるのです。だからこの川の釣りは面白い。というわけ。

そんな感じでSさんは釣り続け、帰国直前までたっぷり楽しみました。ちなみに帰国日釣れた魚の平均サイズは64cmと少し。どれも素晴らしい体躯のスーパー・ブラウンです。帰りの飛行機の中でも、きっと何度も思い出していたに違いありません。笑


【ニュージーランド初体験のSさん】
こちらは別のSさん。ニュージーランドでの釣りは初めてです。
2日間のご案内となりました。それぞれの日で良型をキャッチできましたし、数釣りもできましたが、一番思い出残ったのは、2日目の釣れなかった特大ブラウンだったことでしょう。
Sさんの「大きなブラウンをドライで」というご希望に応えるべく向かったのは、サウスランドの山奥を流れる小さな川でした。
大きな岩盤脇のプールの巻き返しで、時折深みから浮上してきて「ガバッ!」とライズする特大サイズを発見。慎重にアプローチして立ち位置を決め、フライを投入!するとそれまでと同じように「ガバッ!」と水中から大きな頭を突き出して、フライを呑み込んだのです!アドレナリンが爆発!!
がっちりフッキングして、ラインをリールに収め、リールファイト開始。重いのなんのって、深い所に突っ込んだまま浮いてきません。何とかプレッシャーを与えて魚を弱らせようと四苦八苦しているうちに、痛恨のフックアウト!少なく見積もっても65cm。もしかすると70オーバーという魚でした。
一連のシーンが何度もSさんの脳裏に蘇ってくる、衝撃的な出会いでした。


【Iさん釣行】
こちらもニュージーランド初体験のIさん。全部で4日間の釣りになりましたが、低温傾向に変化した天候の動きに入ったことで、なかなか難しい毎日となりました。それでも毎日良型をキャッチ。
初日はマタウラ川上流部で、魚の活性が午後の短時間上昇したタイミングで、53~54cmの良型をドライで連続キャッチ。
2日目は風と低水温を避けてオタゴ地方の小河川へ行き、いきなり良型レインボーをニンフでキャッチ。その後も小~中型をたくさん。
3日目は拠点をテ・アナウに移して、まずは小川へ。ゆっくりと流れる小さな川で、ほとんど止水に近いような状況の中で静かなライズを繰り返す魚たちを相手に、こちらも集中力を高めて挑みました。
魚の回遊コースを読み、フライを水面に置き、魚が近づいてきたところを見計らって少しだけ誘いを入れると、魚がサーッと近づいてきて「ポコン!」と音をたててフライを呑み込みました。そんな釣り方で1尾目。
2尾目は緩い流れの中で移動しつつライズを繰り返していました。水面に覆いかぶさった木の枝の下でライズしたところに素早くフライを投入すると、ゆっくり近づいてきてフライを吸い込んでくれました。これが2匹目。
そんな感じで釣り進むうちに、天気予報の通りに空が暗くなって、結構な激しい雨が落ちてきたのです。そんな中2尾の良型に出会い、そのどちらにもフライを食べさせることに成功したのですが、何とどちらもすっぽ抜け!これは相当に悔しかったようで、「できればリベンジ!」と意気込んだのですが、その雨はなかなか止まずに翌日は増水。リベンジを果たすことはできませんでした。
そして最終日。周辺の全ての川は前日の雨で増水状態。ということで、小さな山上湖へ。
ゆっくりじっくり魚を探しながら湖畔を進み、ドライフライ、イトトンボのヤゴ、ミッジのピューパなど、色々なフライ、色々な釣り方で50cmクラスのニジマスをキャッチ。これで釣行終了となったのでした。


とまあこんな感じで、1か月の釣りを駆け足で振り返ってみました。
どのお客さんもボウズという日がなく、風が強い日が多いながらも釣りとしてはなかなか好調、かつ魚たちのコンディションが上々で、楽しい夏終盤の釣りだったと感じています。
始めてこちらで釣りをされる方々は、風の中でのキャスティングや、それまでに経験した釣りとの違いにけっこう戸惑うわけで、なかなか技術的にも追いついていけなかったりもするわけですが、それでもしっかり結果を出せていたので、それだけ良い調子だったということでしょう。夏終盤は低活性の日が時折あったり、あるいは魚が極度に神経質になっていたりもして、難しいことが少なくないですからね。

さて、夏の釣りは下火になりつつももう少しは続くでしょう、同時にメイフライのハッチ&ライズの釣りもそろそろ開始。
やっと自分の時間が取れそうな状況になってきたので、そろそろ久しぶりにロッドを振ることができるかな?と考え始めた今日この頃です。
年が明ける前から、しばらく自分の釣りはできていませんからね!













# by nzsanpei | 2019-03-14 08:27 | 釣り日誌 | Comments(0)
2019年 02月 11日

夏真っ盛り。釣れてます。

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多忙につきこのブログの更新も間隔が開いてしまいますが、夏の釣りは進行中です。
年末年始に厳しい時期はあったものの、今シーズンは概ね好調。実に良い感じでシーズンは進行しています。

2月初旬は、リピーターのNさん、Tさんの1週間の釣りからスタート。
毎日25℃前後の夏らしい気温で、日程中は雨に一滴も降られることなく釣りができたことが何よりでした。風は少々強かったものの、そこは許容範囲。
ボウズの日がお二人ともないどころか、毎日けっこう充実した面白い釣りが展開されました。

初日はテ・アナウの小河川へ。
いきなりセミのフライでTさんが良型レインボーをフックアップしたところから釣りはスタート。残念ながらそのレインボーには逃げられてしまいましたが、その後もドライフライオンリーで釣りは進み、ブラウン、レインボーを取り混ぜて上々の釣果となりました。


2日目は午前中は強風。
風を避けられる、サウスランドの小河川へ。
ここでNさんが執念深くニンフで仕留めた60オーバーのブラウンは、銀ピカのシーラン・タイプ。砲弾型のいかにも海から上って来ました、という感じの魚体がなかなかに印象的でした。

そして午後は場所を変えて、これまたサウスランドの某河川。
川に降りたいきなりの場所にあるプールで、何と合計5尾がフライにアタックしてくるくらいの好反応。そのうちキャッチは1尾だけと、バラシに泣かされていたお二人ではありましたが、最終的にはこの川でも合計4尾の良型を手にして大満足。

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3日目は難関のOreti River上流域では、これまでNさんが3回挑戦して2匹でした。
そして今回は、二人合わせて6匹。フッキングだけなら10匹以上。
この川としては、かなり良い結果と言えます。
最大はTさんの67cm。
今釣行の最大魚となりました。
これもドライで。


4日目はテ・アナウからクイーンズタウンに拠点を変えて、日本の渓流のような川へ。
ここでもバラシに泣かされるTさんでしたが、それでも大小交えてけっこうな釣果。ドライフライに良いテンポで魚が飛び出します。でもTさんにとっては、大きい魚にはほとんど逃げられて、フライストレーションのたまる釣りになったかもしれません。
Nさんはと言うと、好調そのもの。ポンポンとキャッチを重ねてご満悦です。
でもポイント移動後の最後の一尾が痛かった。瀬に入っていた大型を見事にドライに出したものの、超パワフルなファイトに四苦八苦。最後は対岸のバンク下のボサに突っ込まれて、ラインブレイク!魚が一枚上手でした。Nさんにとっては、今釣行で最も悔しくて、最も思い出深い1尾になりました。


5日目はやはり強風の予報。雨も場所によっては降っているらしい、怪しい天候の日でした。
天気を避けて、セントラル・オタゴの小河川へ向かったのが、大正解。
まずは川に降りた場所でTさんが良型をドライでキャッチ!
その後もいい調子でブラウンとレインボーが混ざりながら釣れてくれたのでした。
ニンフィングが良く効いた、唯一の日でした。

とまあ、こんな感じで前半終了。

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お次はNさんご夫妻の3日間。
ルアーです。
日本でも毎週末は釣りに行くというお二人で、ご主人はかなりの腕前。
奥様は経験年数は少ないまでも、経験密度が濃いので、やはり上級者の一歩手前くらいの実力。
こちらは魚の居場所を示すだけで、ほとんど口出しは必要ないお二人でした。

夏の晴天続き。ルアーには厳しい状況が予想されましたが、杞憂に終わりました。

1日目。
まずはダム湖のとあるポイントへ。
岸際をクルージングしている魚を狙い撃ちするサイトフィッシングから釣りはスタート。
ルアーに喰いついてくる魚は5匹に1匹くらいの確率ですが、ルアーを追う魚の姿が丸見えの釣りはエキサイティングです。
奥様の2尾目が印象的でした。
ルアーに猛然とアタックしてくるように見えて、なかなかバイトに持ち込めないままかなりの至近距離までやってきた大型。「ポーズを長めに!」の私の声に応えて奥様がアクションを入れると、ほんの2~3m手前でついにストライク!「バッシャーン!」と水しぶきが飛んで、派手なファイトが始まったのでした。

午後は大河川の瀬に移動。
大型こそ出なかったものの、小~中型が適度に遊んでくれました。
ここではご主人の経験が生きました。早い瀬の中でもできるだけじっくりルアーを見せるテクニックが生きて、テンポ良く魚を手にすることができました。

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2日目はスプリング・クリークのようなとある小河川。
ミノーイングがとにかく楽しい、魚の多い川です。
藻が茂る流れの中をミノーで攻めると、けっこうな数の魚たちがルアーに反応してくるのです。
バイトに持ち込むのはなかなか大変なのですが、そこは数がカバー。
ここでの軍配は奥様。
大型2本を揃えて、なかなか大きい魚に出会えないご主人に差をつけます。

午後、余った時間で湖のインレットへ。
ここではサーモン(陸封タイプのキング・サーモン)の群れにうまいこと当たって、爆釣モードに突入!
ほんの2時間ほどで、10匹くらいはキャッチしたでしょうか。
とにかく、「湖の釣りってこんなに釣れたっけ?」というくらいの爆釣ぶりで、最後にはルアーを色々と試しちゃうくらいの余裕の釣りとなったのでした。


3日目は最終日。
「最後はニジマスを釣りましょう!」ということで、サウスランドの川へ。
まずはいきなり、奥様が良型をキャッチ!
ニジマスの強烈な引きは、やはりルアーマンには楽しいようです。

ご主人はバラシに泣きます。
良型をフッキングするところまでは行くのですが、バラシの連続。
小~中型は手にできるのですが、なかなか納得いくサイズに出会えません。
やがてバラシ病は奥様にも感染!
このまま終わるのか?と思われた、最後の瀬で、鬱憤解消となりました。
まずは奥様が痛いバラシの後で、ついにフッキングした良型は、ファイトが特に強烈!
物凄いパワーでロッドを絞り込み、なかなか寄ってこようとはしませんでした。しまいには「腕が痛い~。」と奥様。
でも頑張って、ついにネットに収めた50cm台半ばのピカピカのレインボーは、今釣行でも特に印象深い一尾になりました。
そして、ここで奥様納竿!終わりよければ全て良し!

ご主人はやっぱり良型はバラシ。涙
でもまあまあ納得のサイズをその後数匹釣って、今釣行は終了です。

ということで、たくさんの魚に巡り会えた3日間は、ポイントもバラエティ豊かで実に楽しいものになりました。


とまあ、こんな感じの2月初旬でした。
今シーズンはどのエリアも水量が豊富なだけあって、魚のコンディションが上々で数も出ます。
2月後半の釣りも益々楽しみになってきました!
4月中旬はまだ空きがあります。ご予約お待ちしております!









# by nzsanpei | 2019-02-11 17:52 | 釣り日誌 | Comments(0)
2019年 01月 08日

年末年始

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年末年始の忙しさがやっと一段落。
いやあ、これまでの年末年始とは比べ物にならないくらいにたいへんなものになりました。
なにがたいへんかって、とにかく釣りがタフ!
国際的観光都市のクイーンズタウン周辺には、クリスマス明けから国内外の人々がどっと押し寄せるわけですが、これがやっと天候が落ち着きを取り戻したタイミングと重なりました。周辺の川は連日釣り人が入り、魚たちにとっては毎日狙われる日々。神経質さは水位の下降と相まって日に日に増していったのでした。
さらに水中が春モードから夏モードへの移行期で、魚の活性は日によってバラバラ。たいていは午後から活性が上がって来ましたが、1日中下がりっぱなしの日も!
とにかく、1日中で得られるチャンスはごくわずか。そのチャンスをものにできるかどうかで、その日魚を手にできるかどうかは決まりました。

使うフライは、メイフライ系のニンフやドライ。テレストリアル。ウィローグラブ(小さな緑のイモムシ)など。春向きのフライも夏向きのフライも、どちらも駆使しなければなりません。
気温も、27℃の日があったかと思えば、次の日は12~13℃。体もたいへん!





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こちらのお仁は、岡山界隈のフライの世界ではけっこう知られる超ベテラン・アングラーのOさん。
このOさんをもってしても、年末年始の鱒たちはなかなかその手に落ちることはなかったのでした。しかしまあ、そこはベテラン。要所はしっかり押さえて良型を手にしておられたあたりは、さすがです。

最終日は、強風の厳しい条件。難しい魚であることは重々承知の上で、難関のOreti Riverに挑戦しましたが、数度のチャンスをものにすることができずにこの日の釣り、そして今回の釣行は終了。そして溌溂とした表情から出た言葉は「楽しい!」。
御年70歳でありながら、長距離を歩く釣りになっても全く気にせず、強風の中でもしっかりとラインを伸ばす体力。魚が釣れても釣れなくても楽しみを見出し、モチベーションを切らさない気力。こういう風に年を取りたいものだと、切に思わされる、そんな方でした。

ちなみにOさんがメインで使っていたロッドは、#3のグラスロッド。リールはクリック式。
他に持ってきていたロッドは、#4のグラスに、ほとんど出番はなかった#5のグラファイト。
そして#2の竹には驚きました。こんなの初めて。
ちなみにその#2の竹では、マタウラ下流域の45cmくらいのブラウンをキャッチしましたよ。側で見ているこちらは冷や冷やドキドキです。カーボンだったらともかく、竹ですからね!(しかも高額。笑)

(参考までに、ドライフライ中心の釣りでは、一般的にはカーボンの#4が最適です。)












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年末年始の最後のお客様は、けっこう有名な鮎師のHさんとSさん。
夏は鮎。それ以外の季節はフライを楽しんでいるのだそうです。

初日の最高気温は27℃。晴れ。強風。
2日目の最高気温は14℃。雨。
そりゃあ魚たちもおかしくなるよ。ということで、やはり釣りは難しいものに。

それでも初日の午後は魚たちがぐんと活発になって、立て続けにヒット。
二人で10尾以上の魚たちにフライを食べさせて、そのうち5尾を手にできました。
けっこう難しいライズを繰り返していた魚を、Sさんが1時間近くの試行錯誤の末にフッキング~キャッチに持ち込んだのが、クライマックスだったと思います。

2日目は雨による増水と風から逃げてマタウラ下流域まで。
このエリアとしては超低活性で思わぬ大苦戦を強いられましたが、何とか魚の顔を最後の最後に見ることができました。その時にはすでに川はどんどん濁りが強くなり、水位も上昇してきていたのです。間一髪!


とまあ、こんな感じで過ぎて行った年末年始。
お客さんはもちろん、ガイドの私も相当に苦労しました。
願わくば、この後しっかりと夏らしい天候のパターンに入って、夏モードの釣りが全開になって欲しいものです。ここまでが悪天候続き+タフな条件だったので、この夏はそれを取り返すような最高の夏になることを期待!
ということで、今シーズンの釣りはまだまだ続きます!!
















# by nzsanpei | 2019-01-08 18:11 | 釣り日誌 | Comments(0)
2018年 12月 26日

大忙しです。

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大忙しの年末年始のガイディングが始まっています。
なかなか天候は安定しませんが、まあ平年並みといったところ。セミも啼き始めました。

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まずは超常連のSさんの8日間が終了しました。
初日と最終日以外は低温&雨模様の天候に悩まされましたが、釣果は上々。
全日程通してボウズはナシです。
魚のコンディションは抜群で、フライへの反応も良好。毎日楽しい釣りができました。

左の写真は、60cmオーバーの立派なレインボー。
プールの深い所にいましたが、しっかりニンフを沈めてフッキングに持ち込んだ1尾。
素晴らしいファイトを繰り広げてくれました。


















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そしてこちらは、Oreti川上流のスーパー・ブラウン。
これ以上のコンディションはあるのか?というくらいのパンパン&ピカピカのボディ。
惚れ惚れしてしまいます。
「これで終わりにしましょう」という1日の最後のプールでの出来事でした。
浅い所にユラユラと動く影。
#16のビートルを一発でフィーディング・レーンに投入すると、ゆっくり近づいて反転しながらフライを吸い込んだのでした。
1日の終わり方としては最高です!
今回は、こんな最後の最後に記念に残るような釣れ方をした魚が多かったようにも感じます。最後まで集中力を切らさない、って大切です。

詳細は書き切れませんが、なかなか素晴らしい8日間の釣りになりました。
60cmオーバーの大型も、何匹釣っただろう?というくらい、サイズにも恵まれました。
釣り方も多彩でテクニカル。面白いです。

ということで、大忙しの年末年始のシーズンは、まだまだ続きます。

ガイドの予約状況ですが、1月下旬、3月中旬、4月中旬はまだ空きがあります。
計画中の方は、ぜひお早めにご連絡下さい!

















# by nzsanpei | 2018-12-26 08:17 | 釣り日誌 | Comments(0)
2018年 12月 03日

11月30日 Oreti River 上流部

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荒れた春~初夏のシーズンとなっています。
2週間前に初夏にも関わらず雪が降るほどの大荒れの天候になり、各地の川は一気に洪水、あるいは警戒水位まで上昇。その後も雨が降ったり止んだりの天候続きで、なかなか回復に至らない現状です。
そんな中、大増水の影響をチェックしに、雷雨の天気予報に怯えつつもOreti River上流部に足を運びました。
特大ブラウンの棲む川として世界的にすっかり有名になったこの川は、少々の悪天候くらいでは釣り人がいなくなることはない、というほどハイプレッシャー。なので私はだいたい天気予報が悪い時を狙って訪れます。

ちなみにOreti Riverの上流域ですが、バックカントリー・ライセンスの対象で、かつビート・システムが適用されています。
釣行の際にはよくルールを確認して下さいね。

さて、中流域から川の状態をチェックしつつ、上流域に達した時にはすでに正午。
2つのビート(区間)のアクセスには、それぞれ1台ずつの車。どちらのビートにも先行者あり、ということです。普通は、ここで引き返して他の空いているビートを探します。
でも、私の目的は川のチェック。しかも2台の車のうち1台はレンタルのキャンピング・カー。ということは、川をよく知らない「トラベル・アングラー」である可能性が大なので、後ろから釣っていってもさほど気にすることはないか。移動の時間ももったいないし。ということで、釣り場は決定!
車にメモを残して、まずはビートのスタート地点まで歩きます。メモには、「自分が釣るビート、入川の時間、人数、釣り上がりかどうか」などを記入して、後からきた釣り人がわかるようにします。混んでいる川では、大事なマナー。
川は依然水位が高く、濁りも少し残っている状態でした。

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さて、ほぼビートのスタート地点までやって来ると、釣り人の姿を発見。恐らく、キャンピング・カーの釣り人でしょう。挨拶して、情報交換なぞして、そして「邪魔しないから、後ろから釣ってもいい?」とお願いします。これもマナー。
釣り人は、アメリカから来ていたおじさん。3週間、ニュージーランドを北島から南島まで釣り歩いているのだそうな。気のいいおじさんで、「一緒に釣りしようよ。」と言ってくれました。感謝。

川の状態は理想的とは言えませんでしたが、魚たちのやる気は十分な日でした。
ライズをする魚も時折みられ、薄濁りの水の中でもまあまあの数の魚の姿を確認できます。
サイト・フィッシングに慣れていないらしいおじさんと川を歩きながら、魚の姿を見つけては「どうぞお先に。」「いえいえ、どうぞ。」なんてやり取りしながら釣り進んでいきました。

左の写真の魚は、62cmの大型ブラウン。これがこの川の平均サイズ。
明らかにメイフライ系へのライズをしているのに、メイフライ系のフライは無視して、ビートル系のフライを「がばっ!」と咥えたのでした。おじさんには相当刺激的な光景だったようです。笑
私は、だいたいこれで満足。目的は果たしました。あとは、おじさん優先。

おじさんは、ドライフライの下にニンフを2つぶら下げるスタイル。アメリカの釣り人には多いパターンです。
チャンスはポツポツと訪れるものの、キャスティングが決まらなかったり、ドリフトが決まらなかったりしてなかなかものにできないおじさんでしたが、ビートの中間地点くらいで見事に魚を手にすることができたのです。けっこう早い流れの中に定位していた魚が、おじさんのドライフライを気持ちよく吸い込んでくれました。
元気な魚で、取り込みに苦労しましたが、無事に私がネットに収めて一安心。おじさんと握手!
これまた60cmオーバーのコンディション抜群のブラウンでした。
そしておじさんが魚を釣り上げたと同時に、激しい雨。そして天気予報通りのカミナリ!!危険です。避難!笑

カミナリは1時間くらいで去って行きました。
その後も釣りは続行しましたが、最終的にはお互い1尾ずつで終了。
魚たちのやる気はあったので、本当はもう数匹釣れたかな?とは思いますが、腕も運ももう少し必要だった、ということでしょう。
でも気持ちよく釣り場をシェアできた1日で、私は満足。おじさんも本格的なサイト・フィッシングを経験して、釣果以上に満足だったようです。
色々な話をして、一緒に写真を撮ったりもして、最後に握手してお別れ。
こういうのって、いいですね。
釣り場が混んでくると、他の釣り人に出会ってイヤな思いをすることは誰でも経験があるだろうと思いますが、しっかりマナーを守って、お互いリスペクトして、譲り合いの気持ちを持てれば、それは良い出会いに変わるものです。ガイド中でお客さんが一緒だとなかなか譲り合いとはいきませんが、私が個人的に釣りをしている時には同行者は大歓迎。釣り場でみかけたら、いつでも声をかけて下さいね。

ということで、11月最後の日の釣りはこんな感じでした。

さて、天候は回復してくるでしょうか?
この夏シーズンの釣りがどうなってしまうのか、不安と期待が入り混じった今日この頃です。










# by nzsanpei | 2018-12-03 07:03 | 釣り日誌 | Comments(0)
2018年 11月 19日

11月16日 テ・アナウ方面

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天候は荒れてます。現在クイーンズタウンでは、なんと雪が降っています!
でも、魚は釣れてます。

先日のお客さん。
ニジマス、ブラウン取り混ぜて、50~60cmサイズを10匹くらいは釣りましたね。

時間がないので、取り急ぎのレポートまで。笑









# by nzsanpei | 2018-11-19 05:54 | 釣り日誌 | Comments(2)
2018年 11月 14日

キャナルの怪物仕様

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私の密かな(全然密かじゃないけど)趣味と化した、マッケンジー地方のキャナル(発電用水路)での怪物トラウト釣り。一筋縄ではいかない難しい釣りなのです。
その怪物を仕留めるために開発されたルアーの数々がコレ。
北海道のルアービルダーSさんに特別にお願いして作ってもらったミノーです。
中には遊び心いっぱいの、なんだかヘンテコなデザインのものも!

ミノーを使う釣り人は、実は少数派。
最近はエッグパターンのフライや疑似餌をドリフトさせる釣り方や、ワームが流行りだったりもするのですが、スレッカラシの魚たちに対して人と同じことをやっていてはダメ。
ということで、これからの数少ないチャンスにはこのミノー達のテストに集中します!
ワクワク。

もちろん、本業の方が優先です。笑







# by nzsanpei | 2018-11-14 06:32 | 釣りあれこれ | Comments(0)
2018年 11月 13日

出国カード

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ニュージーランドから帰国の際に記入が必要だった出国カードが、この度廃止されました!











# by nzsanpei | 2018-11-13 07:41 | その他 | Comments(0)