Angler's Notes from Southern Alps

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2019年 01月 08日

年末年始

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年末年始の忙しさがやっと一段落。
いやあ、これまでの年末年始とは比べ物にならないくらいにたいへんなものになりました。
なにがたいへんかって、とにかく釣りがタフ!
国際的観光都市のクイーンズタウン周辺には、クリスマス明けから国内外の人々がどっと押し寄せるわけですが、これがやっと天候が落ち着きを取り戻したタイミングと重なりました。周辺の川は連日釣り人が入り、魚たちにとっては毎日狙われる日々。神経質さは水位の下降と相まって日に日に増していったのでした。
さらに水中が春モードから夏モードへの移行期で、魚の活性は日によってバラバラ。たいていは午後から活性が上がって来ましたが、1日中下がりっぱなしの日も!
とにかく、1日中で得られるチャンスはごくわずか。そのチャンスをものにできるかどうかで、その日魚を手にできるかどうかは決まりました。

使うフライは、メイフライ系のニンフやドライ。テレストリアル。ウィローグラブ(小さな緑のイモムシ)など。春向きのフライも夏向きのフライも、どちらも駆使しなければなりません。
気温も、27℃の日があったかと思えば、次の日は12~13℃。体もたいへん!





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こちらのお仁は、岡山界隈のフライの世界ではけっこう知られる超ベテラン・アングラーのOさん。
このOさんをもってしても、年末年始の鱒たちはなかなかその手に落ちることはなかったのでした。しかしまあ、そこはベテラン。要所はしっかり押さえて良型を手にしておられたあたりは、さすがです。

最終日は、強風の厳しい条件。難しい魚であることは重々承知の上で、難関のOreti Riverに挑戦しましたが、数度のチャンスをものにすることができずにこの日の釣り、そして今回の釣行は終了。そして溌溂とした表情から出た言葉は「楽しい!」。
御年70歳でありながら、長距離を歩く釣りになっても全く気にせず、強風の中でもしっかりとラインを伸ばす体力。魚が釣れても釣れなくても楽しみを見出し、モチベーションを切らさない気力。こういう風に年を取りたいものだと、切に思わされる、そんな方でした。

ちなみにOさんがメインで使っていたロッドは、#3のグラスロッド。リールはクリック式。
他に持ってきていたロッドは、#4のグラスに、ほとんど出番はなかった#5のグラファイト。
そして#2の竹には驚きました。こんなの初めて。
ちなみにその#2の竹では、マタウラ下流域の45cmくらいのブラウンをキャッチしましたよ。側で見ているこちらは冷や冷やドキドキです。カーボンだったらともかく、竹ですからね!(しかも高額。笑)

(参考までに、ドライフライ中心の釣りでは、一般的にはカーボンの#4が最適です。)












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年末年始の最後のお客様は、けっこう有名な鮎師のHさんとSさん。
夏は鮎。それ以外の季節はフライを楽しんでいるのだそうです。

初日の最高気温は27℃。晴れ。強風。
2日目の最高気温は14℃。雨。
そりゃあ魚たちもおかしくなるよ。ということで、やはり釣りは難しいものに。

それでも初日の午後は魚たちがぐんと活発になって、立て続けにヒット。
二人で10尾以上の魚たちにフライを食べさせて、そのうち5尾を手にできました。
けっこう難しいライズを繰り返していた魚を、Sさんが1時間近くの試行錯誤の末にフッキング~キャッチに持ち込んだのが、クライマックスだったと思います。

2日目は雨による増水と風から逃げてマタウラ下流域まで。
このエリアとしては超低活性で思わぬ大苦戦を強いられましたが、何とか魚の顔を最後の最後に見ることができました。その時にはすでに川はどんどん濁りが強くなり、水位も上昇してきていたのです。間一髪!


とまあ、こんな感じで過ぎて行った年末年始。
お客さんはもちろん、ガイドの私も相当に苦労しました。
願わくば、この後しっかりと夏らしい天候のパターンに入って、夏モードの釣りが全開になって欲しいものです。ここまでが悪天候続き+タフな条件だったので、この夏はそれを取り返すような最高の夏になることを期待!
ということで、今シーズンの釣りはまだまだ続きます!!















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# by nzsanpei | 2019-01-08 18:11 | 釣り日誌 | Comments(0)
2018年 12月 26日

大忙しです。

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大忙しの年末年始のガイディングが始まっています。
なかなか天候は安定しませんが、まあ平年並みといったところ。セミも啼き始めました。

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まずは超常連のSさんの8日間が終了しました。
初日と最終日以外は低温&雨模様の天候に悩まされましたが、釣果は上々。
全日程通してボウズはナシです。
魚のコンディションは抜群で、フライへの反応も良好。毎日楽しい釣りができました。

左の写真は、60cmオーバーの立派なレインボー。
プールの深い所にいましたが、しっかりニンフを沈めてフッキングに持ち込んだ1尾。
素晴らしいファイトを繰り広げてくれました。


















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そしてこちらは、Oreti川上流のスーパー・ブラウン。
これ以上のコンディションはあるのか?というくらいのパンパン&ピカピカのボディ。
惚れ惚れしてしまいます。
「これで終わりにしましょう」という1日の最後のプールでの出来事でした。
浅い所にユラユラと動く影。
#16のビートルを一発でフィーディング・レーンに投入すると、ゆっくり近づいて反転しながらフライを吸い込んだのでした。
1日の終わり方としては最高です!
今回は、こんな最後の最後に記念に残るような釣れ方をした魚が多かったようにも感じます。最後まで集中力を切らさない、って大切です。

詳細は書き切れませんが、なかなか素晴らしい8日間の釣りになりました。
60cmオーバーの大型も、何匹釣っただろう?というくらい、サイズにも恵まれました。
釣り方も多彩でテクニカル。面白いです。

ということで、大忙しの年末年始のシーズンは、まだまだ続きます。

ガイドの予約状況ですが、1月下旬、3月中旬、4月中旬はまだ空きがあります。
計画中の方は、ぜひお早めにご連絡下さい!
















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# by nzsanpei | 2018-12-26 08:17 | 釣り日誌 | Comments(0)
2018年 12月 03日

11月30日 Oreti River 上流部

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荒れた春~初夏のシーズンとなっています。
2週間前に初夏にも関わらず雪が降るほどの大荒れの天候になり、各地の川は一気に洪水、あるいは警戒水位まで上昇。その後も雨が降ったり止んだりの天候続きで、なかなか回復に至らない現状です。
そんな中、大増水の影響をチェックしに、雷雨の天気予報に怯えつつもOreti River上流部に足を運びました。
特大ブラウンの棲む川として世界的にすっかり有名になったこの川は、少々の悪天候くらいでは釣り人がいなくなることはない、というほどハイプレッシャー。なので私はだいたい天気予報が悪い時を狙って訪れます。

ちなみにOreti Riverの上流域ですが、バックカントリー・ライセンスの対象で、かつビート・システムが適用されています。
釣行の際にはよくルールを確認して下さいね。

さて、中流域から川の状態をチェックしつつ、上流域に達した時にはすでに正午。
2つのビート(区間)のアクセスには、それぞれ1台ずつの車。どちらのビートにも先行者あり、ということです。普通は、ここで引き返して他の空いているビートを探します。
でも、私の目的は川のチェック。しかも2台の車のうち1台はレンタルのキャンピング・カー。ということは、川をよく知らない「トラベル・アングラー」である可能性が大なので、後ろから釣っていってもさほど気にすることはないか。移動の時間ももったいないし。ということで、釣り場は決定!
車にメモを残して、まずはビートのスタート地点まで歩きます。メモには、「自分が釣るビート、入川の時間、人数、釣り上がりかどうか」などを記入して、後からきた釣り人がわかるようにします。混んでいる川では、大事なマナー。
川は依然水位が高く、濁りも少し残っている状態でした。

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さて、ほぼビートのスタート地点までやって来ると、釣り人の姿を発見。恐らく、キャンピング・カーの釣り人でしょう。挨拶して、情報交換なぞして、そして「邪魔しないから、後ろから釣ってもいい?」とお願いします。これもマナー。
釣り人は、アメリカから来ていたおじさん。3週間、ニュージーランドを北島から南島まで釣り歩いているのだそうな。気のいいおじさんで、「一緒に釣りしようよ。」と言ってくれました。感謝。

川の状態は理想的とは言えませんでしたが、魚たちのやる気は十分な日でした。
ライズをする魚も時折みられ、薄濁りの水の中でもまあまあの数の魚の姿を確認できます。
サイト・フィッシングに慣れていないらしいおじさんと川を歩きながら、魚の姿を見つけては「どうぞお先に。」「いえいえ、どうぞ。」なんてやり取りしながら釣り進んでいきました。

左の写真の魚は、62cmの大型ブラウン。これがこの川の平均サイズ。
明らかにメイフライ系へのライズをしているのに、メイフライ系のフライは無視して、ビートル系のフライを「がばっ!」と咥えたのでした。おじさんには相当刺激的な光景だったようです。笑
私は、だいたいこれで満足。目的は果たしました。あとは、おじさん優先。

おじさんは、ドライフライの下にニンフを2つぶら下げるスタイル。アメリカの釣り人には多いパターンです。
チャンスはポツポツと訪れるものの、キャスティングが決まらなかったり、ドリフトが決まらなかったりしてなかなかものにできないおじさんでしたが、ビートの中間地点くらいで見事に魚を手にすることができたのです。けっこう早い流れの中に定位していた魚が、おじさんのドライフライを気持ちよく吸い込んでくれました。
元気な魚で、取り込みに苦労しましたが、無事に私がネットに収めて一安心。おじさんと握手!
これまた60cmオーバーのコンディション抜群のブラウンでした。
そしておじさんが魚を釣り上げたと同時に、激しい雨。そして天気予報通りのカミナリ!!危険です。避難!笑

カミナリは1時間くらいで去って行きました。
その後も釣りは続行しましたが、最終的にはお互い1尾ずつで終了。
魚たちのやる気はあったので、本当はもう数匹釣れたかな?とは思いますが、腕も運ももう少し必要だった、ということでしょう。
でも気持ちよく釣り場をシェアできた1日で、私は満足。おじさんも本格的なサイト・フィッシングを経験して、釣果以上に満足だったようです。
色々な話をして、一緒に写真を撮ったりもして、最後に握手してお別れ。
こういうのって、いいですね。
釣り場が混んでくると、他の釣り人に出会ってイヤな思いをすることは誰でも経験があるだろうと思いますが、しっかりマナーを守って、お互いリスペクトして、譲り合いの気持ちを持てれば、それは良い出会いに変わるものです。ガイド中でお客さんが一緒だとなかなか譲り合いとはいきませんが、私が個人的に釣りをしている時には同行者は大歓迎。釣り場でみかけたら、いつでも声をかけて下さいね。

ということで、11月最後の日の釣りはこんな感じでした。

さて、天候は回復してくるでしょうか?
この夏シーズンの釣りがどうなってしまうのか、不安と期待が入り混じった今日この頃です。









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# by nzsanpei | 2018-12-03 07:03 | 釣り日誌 | Comments(0)
2018年 11月 19日

11月16日 テ・アナウ方面

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天候は荒れてます。現在クイーンズタウンでは、なんと雪が降っています!
でも、魚は釣れてます。

先日のお客さん。
ニジマス、ブラウン取り混ぜて、50~60cmサイズを10匹くらいは釣りましたね。

時間がないので、取り急ぎのレポートまで。笑








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# by nzsanpei | 2018-11-19 05:54 | 釣り日誌 | Comments(2)
2018年 11月 14日

キャナルの怪物仕様

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私の密かな(全然密かじゃないけど)趣味と化した、マッケンジー地方のキャナル(発電用水路)での怪物トラウト釣り。一筋縄ではいかない難しい釣りなのです。
その怪物を仕留めるために開発されたルアーの数々がコレ。
北海道のルアービルダーSさんに特別にお願いして作ってもらったミノーです。
中には遊び心いっぱいの、なんだかヘンテコなデザインのものも!

ミノーを使う釣り人は、実は少数派。
最近はエッグパターンのフライや疑似餌をドリフトさせる釣り方や、ワームが流行りだったりもするのですが、スレッカラシの魚たちに対して人と同じことをやっていてはダメ。
ということで、これからの数少ないチャンスにはこのミノー達のテストに集中します!
ワクワク。

もちろん、本業の方が優先です。笑






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# by nzsanpei | 2018-11-14 06:32 | 釣りあれこれ | Comments(0)
2018年 11月 13日

出国カード

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ニュージーランドから帰国の際に記入が必要だった出国カードが、この度廃止されました!










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# by nzsanpei | 2018-11-13 07:41 | その他 | Comments(0)
2018年 10月 24日

10月20日 マタウラ川上流域

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この1週間くらいで随分と暖かくなってきました。
そして川は雪代が多くて、濁りもあるし水位も高め。
そんな中、初心者のWさんをマタウラ川上流域にご案内。

フライロッドを振るのは2回目というWさん。
1日の始まりはキャスティング練習からです。
フライラインとロッドがどう関わって、どんなループを作っていくのか。そんなことを体感しながら覚えていってもらうのです。
1時間くらい練習すると、だいたい釣りが成立するようになります。
あとは実践あるのみ!

勝負は午後!ということで、午前中はロッドやラインの扱いに慣れつつじっくり、ゆっくり釣り進みます。
魚はいるのですが、ニンフをしっかりと見切られて、フッキングには至らず。

午後は下流方面に移動。
ライズにはつながらないまでも、少量のメイフライが出始めると魚の活性がグーンとアップ。瀬の浅い所に出てきた魚をサイトで狙っていくのです。

待望の1匹目は、Wさん人生初のフライでの1匹!
流し終えたフライが流れの中でスイングして、さあ次のキャスト、と言う時にアタックしてきた魚でした。
釣れちゃった感がいっぱいの1尾ではありましたが、メモリアルな1匹には違いありません。
ここで魚とのやり取りの感覚もつかめたようでした。

2匹目は、今度はしっかり釣りました。
魚がフライを追って、咥えるところまでしっかり確認できましたからね。
しっかりフッキングもしたのですが、これは残念ながらしばらくのやり取りのあとにフックアウト。

3匹目も、もちろんしっかり。
しかも10m超のキャストを狙い通りにしっかり決めて、見事にフッキング。
2匹目の教訓を生かしつつ冷静沈着にファイトを進めて、こちらは見事にネットインに成功!
全てを上手にこなして釣り上げた1尾に大満足!!

こうして終わったWさんの1日。
終わりよければ全て良し。の、楽しい1日となりました。

川の状態は、雪代増水はしていますが、とても良かったと思います。
魚の活性も高くて、チャンスはたくさんありました。
これから雪代が引いてきたら、さらに期待度アップです。


ところで・・・・。
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約10kgのレインボー。
長さは90cmくらいの超豊満ボディ。
またまた釣っちゃいました。
釣り場はもちろん、マッケンジー地方の水路。こんな魚、他の場所にはいません。

今のところ仕事のついでに立ち寄るくらいの釣りではありますが、なんだか新たな趣味になってきました。笑
現在、この釣りにピッタリのロッドを物色中。
2gのルアーも、20gを超えるルアーも扱うことができて、長さは8~9ftくらいが理想的。
できれば3ピースか4ピース。
そんなロッド、ご存知でしたら是非教えて下さい!

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# by nzsanpei | 2018-10-24 07:03 | 釣り日誌 | Comments(0)
2018年 10月 11日

10月10日 寒波到来!

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水曜日は、ルアーのお客様。
釣り経験豊富なTさんと、初心者のMさん。
天気予報は最悪。
昼から全線通過と同時に気温が急激に下がって、雪が降る!とのこと。
この時期雪が降るのはあることだけれど、10月に入るとそう簡単に信じることもできません。
でも色々調べてみても、やはり天気予報は正しいのか?と思える状況でした。

ということで、悪天候を避けることを最大のポイントとして、釣り場を選択する必要がどうしてもあったのです。
だって雪まで降らないとしても、冷たい強風で低温+雨となると、釣りキチのTさんだったらともかく初心者のMさんにはほぼ荒行同然。笑
ということで、クイーンズタウンから一路東へ。

結果、天候回避の点では釣り場の選択はほぼ完ぺきでした。
遠くを見渡すとどちらの方角の山も雨でかすんでいるのに、我々のいる周辺だけは雨がぱらつくことはあるものの、時々日が差すくらいのまあまあの天候。
それが午後に入ってからも続き、ようやく寒波が来たのは15:30頃。
そして雨が本降りになったのは釣りを終える頃だったので、ほとんど影響なく1日を終えることができたのです。

しかし!
魚が釣れない。涙
たとえ本意ではない釣り場になったとしても、この時期でルアーとなれば、それなりの釣果は期待していました。
でも、いつも良い魚が入っているポイントには全然魚が見当たらず。
いつもやる気のある魚が入っているポイントでは、チビちゃんからのアタックが時々あるのみ。
何が理由かはわかりませんが、とにかく激シブ。
良いはずのポイントがことごとくダメなので、一か八かで普段ほとんど行かない場所を最後のポイントに選択すると、ようやくMさんに25cmくらいのかわいいニジマスが会いに来てくれました。
この時点では気温は5℃を切り、冷たい南風が吹きつけていました。Mさん、よく頑張ったと思います。
ということで、思ったような成果を上げられないまま1日は終了。
こういう日もありますね。これも釣り。

帰宅してテレビをつけると、ニュースではクイーンズタウンの南の地方での季節外れの降雪の様子を伝えていました。
道路障害も出ている様子。赤ちゃんひつじ達にとっては試練。
行かなくてよかった・・・。







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# by nzsanpei | 2018-10-11 17:48 | 釣り日誌 | Comments(0)
2018年 10月 04日

新シーズン、始まりました!

いよいよ、2018/19シーズンが始まりました。私にとっては、「あけましておめでとう」みたいなものです。笑

昨シーズンは記録的な猛暑で低水位&高水温にシーズン後半まで悩まされましたが、さて今シーズンはどうなるのか??
良い時期に悪いタイミングで台風がやってきたりもしたので、そういうことが起こらないで欲しいと願うばかりです。

今シーズンの開幕は、開幕直前にまとまった雨が降ったおかげで、広い範囲の地域で川はかなりの増水状態。
なかなか厳しい幕開けとなりました。
私はというと、「10月1日は何が何でも川に行くぞ!」と気合を入れていたのですが、至急の仕事と悪天候に阻まれあえなく断念。
なにせ、ニュージーランド航空のフライトスケジュールの大きな変更があり、夏のスケジュールからすっかり羽田発着便がなくなってしまったのです!
お客さんの宿泊の予約変更だとか、一刻を争う状況だったので、さすがに慌てました。

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何はともあれ、左の魚が今シーズンの1匹目。
10月2日のマタウラ川上流部でのことでした。
この日はさむ~い1日。
天候は冷たい雨が降ったり止んだり。
気温は午後になって急激に下がって、5℃くらい。
そして水温は8℃。
川はまだまだ水位が高く、濁りも強い状況だったのですが、それでも釣りができる場所はあるものです。

1匹目は停めた車の目の前のプールでいきなり釣れてくれました。
#16のニンフを積極的に食べてくれた50cm弱の元気なブラウン。
決して痩せているわけではなく、スレンダーな体型の元気いっぱいの魚です。
どうやら今シーズン序盤は魚のコンディションがどこの川も良いみたいですね。

ちなみにライズがない限り、この時期は水中の釣りばかりです。
日本の釣り人の中には何が何でもドライフライを投げる人が少なくありませんが、よほど陸生昆虫が多い時期を除き、こちらでは魚が水面のエサを捕食していない限りはどんなにドライを投げても魚は何の反応も示してくれません。
ということで、ほとんどドライしか使ったことがない、という皆様。
もしニュージーランドへの釣行をお考えであれば、ウェイトの入ったニンフをしっかりとキャスティングできるよう、練習してくることをお勧めします。
あ!水中の釣りになったとしても、基本はサイト・フィッシングです。

さて、午前中は濁りの中にも見える魚を探して、ニンフで数尾を手にすることができました。が、低水温のためか反応は今一つ。

午後、下流に少し移動して、ハッチに期待。
チラチラとメイフライは出たのですが、ライズを誘発するほどではなく、こちらは不発。
やはりもう少し水温が高く、かつ水位が下がってこないと厳しいようです。
ということで、初日は終了。

この日の成果は、冬の間の大増水がほぼなかったこともあり、川の様子が秋から大きくは変化していない。ということが分かったことでした。
これ、なかなか重要です。


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さて、翌日。
なぜかあまり注目されないけれどしっかり魚がいる川があるのですが、それの中流域に行きました。
こちらは増水からの回復が早く、水量は多いものの濁りは大部分解消されていました。
そしてこの日は暖かい日。
天候:晴れ
気温:10℃⇒16℃
水温:11℃
前日とは大きく異なるコンディション。
日差しの下では汗ばむほどです。

左の魚は、バックウォーターの止水域で釣れた、濃い色合いのボディをまとった50cm台半ば。
ゆっくりとクルージングしながらエサを探していました。
フライは、ミッジピューパ。
フックサイズは#18ですが、#20くらいに見えるサイズです。
小さなインジケーターの下30cmくらにフライをぶら下げて、魚のクルージングのコースを読んで投入。
しずか~に魚が近づいてくるのを待つ。という感じの釣り方です。
そんな感じで、まずは2匹。

さらに釣り進みますが、なかなか見える魚がいません。
午後に入り、やはりメイフライのハッチを期待したのですが、この日も不発。
パラパラとは出ました。が、魚が水面を強く意識するほどではなかったようです。
鳥たちは随分水面を飛び交っていたんですけどね。残念。
でも、メイフライの姿がすっかり見えなくなった頃から、魚の姿が見え始めました。
主には瀬の浅いところに魚が並んでいたので、やはりライズをするところまでは到達しなくても、しっかりと虫を意識して捕食ポジションに入って来ていた、ということなのでしょう。
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この川の魚たちはどれもパワフル。ジャンプもたくさんしますし、なかなか岸にも寄ってきません。50cmそこそこの魚でも、腕が痛くなるくらいのファイトをしてくれます。
4~5匹手にして、同じくらい逃げられました。
実にテンポの良い釣り。
試しにドライも投げてみましたが、やはり無反応。なのでフッキングした魚は全てニンフへの反応でした。

ニンフは、#16の「ポッサム・ニンフ」。
これが実によく効きました。
普通のフェザントテイルとか、ヘアーズイヤーとか、ヘア&コッパーとかに反応した魚はとても少なかったのですが、ポッサム・ニンフだけには好反応。
どうやら今後のために少し巻き足しておく必要がありそうです。
新たな1軍フライの誕生です。笑
あ、別に特別なニンフではありませんよ。
車にはねられたポッサム(オーストラリア原産の有袋類。ニュージーランドを代表する害獣。)の毛で作った、ごくありふれたニンフです。しかしこのポッサムの毛には、実は特別な秘密があるのです。ふふふふふふ・・・・・。


とまあこんな感じで、シーズン開幕の2日間の釣りの様子のレポートでした。
10月中はあちらこちらの川へリサーチに出かけます。
またレポートします!

そうそう。ガイドのご予約もお待ちしております。年末~2月いっぱいくらいまでは、かなり埋まって来ました。
釣行をお考えの皆様、ご計画はくれぐれもお早めに。









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# by nzsanpei | 2018-10-04 17:40 | 釣り日誌 | Comments(0)
2018年 09月 28日

あと3日

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あと3日。
準備を進めております。

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# by nzsanpei | 2018-09-28 17:37 | 釣りあれこれ | Comments(0)