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Angler's Notes from Southern Alps

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2009年 07月 23日

7月22日 いるけど釣れない日

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真冬のオフシーズンだというのに「せっかくのニュージーランドなので、釣りを」とご依頼頂いたIさんをご案内して、湖に注ぎ込む川の河口へ行ってきました。
午後から、ルアーで半日の釣りです。

この日は前夜から雨が降り、当日も午前中は雨。
それが釣りに出発する頃には止んでくれたのが、幸いでした。
気温は少しだけ高めで、10℃だったと思います。
あと風が若干あったので、さざ波が立つ湖面は曇り空と一緒に、魚を見つけることを随分と難しくしてくれました。

さて、釣りですが、魚は随分といました。
実際帰り際、風が止んでからは水中も良く見えるようになったのですが、あっちにもこっちにも魚の影が見える状態。中には随分大きい影も見えて、ターゲットには事欠かない状況だったと思います。
そして魚たちの活性は、そりゃ真冬ですからそれほど高くはないものの、そこそこルアーにもアタックしてくれて、まずまずと言える状態。
「こりゃ、問題なく釣れるでしょう」とタカをくくっていた私でした。

しばし湖の岸際のかけ上がりを攻めた後は、本命ポイントの川の河口部へ。
少し濁りのある水が流れ込む川の河口はなかなか良い状態で、いい感じだったと思います。
しかしIさん、この日はツキに見放されていた感じです。

流れ込みをスイングさせてルアーを引いてきて、足元のかけ上がりに沿って戻ってくるルアーをピックアップしようとした瞬間、いきなり大口をあけた大きな鱒が『がばちょ!』とルアーをひったくる!!
がく~ん!とロッドに衝撃が走って、リールが「ジーッ!」と音を立てる!
そりゃ、もう、こっちもビックリですよ。
心臓バクバクものです。
そして次の瞬間、・・・・・・、「あ、外れた!」。
そんな興奮と落胆が、その後数度繰り返されることになろうとは、さすがに思いませんでした。

ストライクは全て、ロッドティップの真下というほどの、本当の足元。
毎回、毎回、濁った水の中からいきなり大きな魚が現れて、ルアーをひったくっていって、そのたびに心臓は「どき~っ!」とさせられて、そして毎回その数秒後には、がっかりしている。
一番頑張って、20秒間くらいだったでしょうか。

他にも二度のバラシがあって、結局ノーフィッシュで終わりを迎えてしまったのでした。
魚の感触もドキドキ感もたっぷり味わったのですが、なんとも残念。
ある意味、とっても楽しかったのですが。。。。とっても悔しかったのも事実です。
リベンジ、必要でしょうね。Iさん、きっとまたお越しいただけることと思います。


それにしても、魚の多さはなかなかだった今回。
タイミング次第では、きっと楽しい釣りが出来る状態になってきたと思います。
(例年、冬が進行するほど冬の釣りは状態が良くなるので)
そろそろ穏やかな日を狙って、真冬のサイトフィッシングをしにまた行こうかと思った次第です。

by nzsanpei | 2009-07-23 18:28 | 釣り日誌 | Comments(0)


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