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Angler's Notes from Southern Alps

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2009年 10月 09日

10月7日 ライズにはまる、スプリング・クリーク

10月7日 ライズにはまる、スプリング・クリーク_e0098148_13241427.jpg昨日も、その前も、2度も続けて全然ライズが見られなかった、スプリング・クリークに午後から挑戦しました。
ハッチがあるのに、ライズが全然無いのは、おかしい!
という単純な理由。だから真偽のほどを確かめに・・・・。いや、ただライズを見事に射止めるイメージが頭の中に膨らんじゃっていただけでしょうね。まあそういうわけで、モチベーションは高かったわけです。

川は、ライズが全然見られなかった昨日と比べても、パッと見には全く同じような様子。天気も、気温も、水量も、水温も、そしてハッチの量もどれも同じに見えました。
下流部はやはりライズはほとんど見られないまでも、じっくりゆっくり上流に向かって歩いていくと、そのうちちらほら水面に変化が・・・!
うん、今日は少しだけどライズがありました。

使うフライは#16のイマージャー。
で、それをドラッグをかけないようにうまく流してやって、魚が見事にだまされてくれれば、そこから狂喜乱舞のファイトが始まるという算段です。ムフフフフフ。

10月7日 ライズにはまる、スプリング・クリーク_e0098148_1332536.jpg結果的には、釣りは自分の昨日までのフライスとレーションをぶっ飛ばすものになりました。

安定したライズを続ける魚は少ないまでも、フライに対する警戒心はやはりシーズン初めでもありやや薄め。だからしっかり流したフライは、数度のトライのうちに、しっかり食べてくれることがほとんどだったのです。
2時間半くらいの釣りで、キャッチした魚は5尾。バラシた魚も同じくらい。
これなら、上々の結果でしょう。
しかも魚は大きくて、メチャクチャにコンディションがいいので、フライを食わせるまでも、食わせてからも、抜群に楽しい釣りになったのです。平均サイズは、55cmくらい。で、みんなおデブちゃん(笑)。
この魚たちがシーズン終盤には60オーバーに成長しているかと思うと、そりゃもう楽しみですよ。

まあそんなわけで、黙々とライズを追い求めた、晴天の午後でした。満足。

今日は自分が川全部を独り占めでしたが、元来とっても人気がある川なので、これから魚達はどんどん警戒心を高めて、賢くなっていくはず。そうしたらもっと面白い(?)魚との駆け引きを楽しめそうです。
ということで、しぶ~いライズを繰り返す60オーバーを夢見るあなた。喜んでご案内します。

by nzsanpei | 2009-10-09 13:44 | 釣り日誌 | Comments(2)
Commented by SAGE TCX at 2009-10-11 16:28 x
すごすぎですねー平均55cm。ガイドしないで自分でおいしいところをつっちゃった方がいいですよ。笑)

#16のイマージャーかー、気になるなー、CDCですか?
Commented by nzsanpei at 2009-10-12 07:10
>SAGE TCXさん
うん、シーズン当初は、なかなかいい感じです。釣りはテクニカル面で面白いし、魚も大きい。このスプリング・クリークみたいに面白いところは、自分一人で独り占めにしたらもったいないので、お客さんもどんどんご案内しようと思います。ニュージーランドの釣りと言えば、けっこう大味な釣りをイメージしている方々も少なくないので。こういう繊細さ&豪快さが同居しているような所は、きっと面白いでしょう。

イマージャーですか?CDCです。タイイングはめちゃくちゃ簡単なフライです。。


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