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Angler's Notes from Southern Alps

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2015年 01月 31日

1月28日 マタウラ川上流域

1月28日 マタウラ川上流域_e0098148_8371750.jpg


さて、ブログの更新が間に合わなくて、ずいぶん前の釣行の様子のUPばかりになってしまうので、途中をすっ飛ばして最近のお話にしてしまいましょう。

先週水曜日は、前夜からパラパラと雨が降り低温に。
朝もパラパラの雨が続いて、空はどんより曇り。気温もそれまで25℃を超える毎日だったのが、肌寒いくらいのものになっていました。
それでもやっと自分の釣りができる時間ができたので、昼からホームグラウンドのマタウラ川上流域へ行ってきました。

天候:曇り、時々雨
気温:15℃⇒20℃
水温:14℃⇒15℃

車を停めて、支度をして、テクテク歩いて河原に下りると、そこは長~いゆっくり流れるプールのような深瀬のヒラキ。
そしていきなり、ライズ!
と思ったら、別の所でもライズ!
しばらく観察していると、どうやら5~6尾の魚がそのヒラキのポイントだけでライズをしているようでした。
メイフライのハッチがパラパラ見られるので、ライズの正体はこれ。
気温といい、メイフライといい、まるで秋のような雰囲気。
そして、またとない好条件、とも言えます。
真夏の気候では、まず起こり得ない状況です。

結んだフライは、#18のマタウラ上流イマージャー。
ちなみにロッドは4番。
ティペットは5Xのフロロカーボン。

静かでフラットな水面なので、水面にやさしくフライが落ちるように、慎重にキャスト。
ティペットを見せたくないので、キャストはサイド~ダウンクロス気味のポジションから。
ゆっくり流れていてもドラッグがかかりやすいので、スラックをかけたリーチキャスト。

1月28日 マタウラ川上流域_e0098148_8505843.jpg決して安定したライズではないのでなかなか一発では出ませんでしたが、そんな感じで的を絞って狙い続けると、数キャスト後にはどの魚からも反応を得ることができました。
ディンプルライズでフライを吸い込んで、ストライク!
コンディションが良いので、ファイトはサイズ以上。
いきなりジャンプするやつがいたり、猛ダッシュするやつがいたりで、フッキング後もなかなか楽しいのです。

と、まずはそんな感じで最初のポイントから4~5匹をゲット。
バラシも入れると7~8匹と遊んだかな?

その後は浅い瀬のライズ狙い。
こちらは水面がフラットというわけでもないので、最初のポイントよりはずっと簡単。
フィーディング・レーンにフライをきっちりと入れてあげれば良いだけ。
下流側から順番に、4~5匹連続ヒット!!
こちらのポイントの方が、サイズは大き目。
全体的には、平均サイズ47~48cmといったところで、最大は55cmくらいだったと思います。
どの魚もパンパンのコンディションなので、ファイト中も、ご覧のとおりファイト後でもよく暴れるのです。笑

ちなみにこの浅い瀬のポイント。
何も知らない釣り人はそんなに魚がいると思わずに、じゃぶじゃぶ歩いて渡って行ってしまうくらいのものです。
水深は、せいぜい30cm。
しかしそんな場所こそが、やる気のある魚たちが集まる場所なのです。参考まで。

ということで、実に軽快な、ある意味夏らしくない釣りを思いがけず楽しむことができた、水曜日の午後でした。
長期予報を見ると、どうやら来週も数日は低温。
これはチャンス!と思ったら、しっかり仕事で埋め尽くされておりましたとさ。涙
それじゃあ、夏らしいセミの釣りでもお次は期待しましょう。

マタウラが熱く燃え上がる4月のガイドは、まだまだ空きがありますよ!
ぜひ!!

by nzsanpei | 2015-01-31 09:15 | 釣り日誌 | Comments(0)


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