Angler's Notes from Southern Alps

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2018年 03月 06日

Nさん、Tさん釣行まとめ

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3月に入りました。
長らくご無沙汰してしまい、すみません。なかなかバタバタしていて、ブログまで辿り着かないのです。
Facebookに移行することも、現在検討中。

さて、2月が終わりました。
2月1日にサイクロン(台風)がやって来るまでは、8日連続の30℃超えの日々。記録的に暑い夏が続いていたのです。が、そのサイクロンで状況は一変。
雨がたくさん降り、山の高い所に雪が降るほどの低温状態に一気にシフトしたのでした。本当に、最近の天気は極端です。世界中どこでも同じですね。

そんな2月1日に、悪天候で飛行機欠航しまくりの間隙を着いてやってきたのが、リピーターのNさんと、そのご友人のTさんでした。無事についたことは、何より。しかしタイミングとしては最悪。

釣りがスタートする翌2日の朝には、周囲の河川はほぼ全て大増水状態に陥っていました。それまでが超渇水状態ではあったので、雨自体は待ち望んだものではありましたが、お二人の釣りにとってはこれ以上悪いタイミングはなかったかも知れません。もちろん、ガイドの私にとってもそれは同じ。ガイドとしての引き出しの多さや、状況判断の的確さが極限まで求められる、とーーーーっても頭を使う数日間になりました。笑

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そして初日。
こんな時でも、逃げ場はあるものです。
向かった先は、とある山上湖。
それまでの高水温状態で、魚がみーんな死んじゃったのでは?と少し心配もしましたが、どうやら生き延びてくれていたようです。中には痩せてしまった魚もいまいしたが、コンディションは概ね良好。
セミやその他のテレストリアルのパターンのドライフライに、テンポ良く50㎝台のニジマス達が出てきてくれました。
釣行初日で、肩慣らしにもちょうど良かったかな?というくらいの、まずまずの数釣りとなったのです。

2日目。
まだまだ低温ながらも天候は回復。
水の引きが早い川は、少しずつ濁りが取れ始めていました。
川の釣りを求めていたお二人なので、まだまだ濁りが残るものの何とか釣りができるくらいまで回復した、難関のOreti Riverへ。
コンディションとしては、お二人で1匹でも魚の顔をみることができれば…。という感じではありました。

そして少ないチャンスの中ではありましたが、お二人ともしっかり結果を出してくれました。
まずはTさんが、岸際の浅瀬に見つけた魚を見事にドライフライでキャッチ!
そして次はNさんが、岸際のかけ上がりに着いていた魚を、今度はニンフでキャッチ!
どちらも60㎝オーバーの、見事なブラウンでした。

3日目&4日目。
2日続けて、増水がかなり回復してきたマタウラ川上流域への釣行となりました。
魚のやる気は上々で、ニンフィングが上手なNさんは、開始早々から魚を手にして行くことができました。
Tさんはというと、魚からの反応は得られるものの、なかなかネットインにこぎつけることができずに序盤は終了。
しかし午後に入ってから、しっかりチャンスをものにできたのです。

翌日は、朝からお二人ともコンスタント。
大きくはないものの、コンディションの良い元気なブラウンと何度も遊ぶことができたのでした。

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そして最終日。
最後くらいは少し夏らしい釣りを。ということで、少し遠くまで足を延ばしてニジマス釣りに。
(左の写真は2日目のもの)
ここまでに、一部を除く大多数の川の増水はほぼ収まっていました。
この日の川は渇水期にかなり影響を受けた川で、正直この川としては反応今一つといったところではあったのですが、50㎝台中盤の大きなニジマスがお二人合わせて10匹くらいは釣れました。
夏らしく、ドライフライでテンポ良く。
このエリアのサイトフィッシングを、しっかり満喫できた1日になったかな、と思います。


ということで、嵐が来ても毎日しっかり釣りができたことは不幸中の幸い。
それまでがとても乾燥していたので、各河川の回復も早かったことに助けられました。
お二人ともボウズの日がなく終えられたことも、何より。
ということで、Nさん、Tさんの釣行のまとめでした。

そして!
この後さらに台風が!!


ところで。
最近釣り場で色々問題があるので、これからこちらに釣りに来る日本の釣り人の皆様へお願い。
1.ニュージーランドの釣り場には、たいていの場合はFish&Gameが定めたアクセス・ポイントがあります。車で入って行って良い場所もあれば、そうでない場所もあります。アクセスではない場所から牧場のフェンスを乗り越えて川に入ったり、勝手にゲートを開けて車でどこにでも乗り入れたりしないように気を付けて下さい。
2.その水域のルールをしっかりと確認しましょう。(これは当たり前。)
3.こちら(少なくとも、南島南部)の大河川を除くたいていの釣り場では、基本的に釣り上がり。アクセス・ポイントから、上流の次のアクセス・ポイントまでの間が、基本的には自分の割り当て区間だと考えるのが暗黙の了解です。(一部の川のアクセス・ポイントには、それが明記されています。)
先にその区間に入っている他の釣り人の先回りをしたり、自分のアクセス・ポイントから下流に下るのは、いわゆる「あたまハネ」。しばしばトラブルになるので、気を付けて下さい。
4.牧場のゲートを超えて移動するときは、ゲートを必ず元の状態に戻して下さい。
ゲートが閉まっていたら、通過後にすぐにゲートを閉める。開いていたら、開けたまま。
牧場主の方々の好意でアクセスは確保されています。牧場の仕事の妨げになると考えられることは、避けて下さい。
5.釣り場で他の釣り人に出会ったら、言葉に自信がなくても声を交わすのがマナー。
できれば、お互いの計画(これから釣り始めるのか、もう終えたのか。どこまで行くのか。どこから釣るのか。など)を交流して、釣り場をシェアできるのがベスト。譲り合いの気持ちが大切です。それがトラブル回避にもつながります。
釣りの状況だとか、その他諸々の情報交換までできると理想的です。
6.ディディモ消毒は、絶対に行って下さい。(これは法律。)
目に見えないディディモの胞子を、川から川に運ばないことが目的です。
なので1日の釣りが終わったら。あるいは1日の中でも川をまたいで移動する時には、消毒をしっかりして下さい。
消毒の方法を簡単に言えば、「川の水が付着したもの全てを、漂白剤の水溶液に浸す」です。完全冷凍か、完全乾燥でも良いです。

最近釣り人が増えてトラブルの話を耳にすることが多くなったのですが、みんな仲良く分け合って、お互い楽しく釣りができるのが一番大切だと思います。
「日本人はマナーが良い」と地元の釣り人から信頼されるようになれば、同じ日本人としてはうれしいですね。









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by nzsanpei | 2018-03-06 09:28 | 釣り日誌 | Comments(0)


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