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Angler's Notes from Southern Alps

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2007年 12月 14日

12月13日 サウスランドの川

12月13日 サウスランドの川_e0098148_11394310.jpgベタッと空に張り付くかのような低い雲。
時折雨もシトシト降ってきて、気温も10度前後でした。
雨は歓迎!もっと豪快に振って欲しいくらい。

当初予定していたバックカントリー釣行には向かないので、急遽、最近行くことがなかったサウスランド地方の中規模の川へ、釣り友ヒデ君と行ってきました。
これまでも、3回くらいしか訪れたことがない、ブラウン・トラウトの川です。

まずは、中流域へ。
ご覧の通り川は落差が少なく、やはり最近の乾燥で水量も少なめ。
一見ダラ~ッと流れていて、つかみ所が無い感じですが、そうでもないんです。
しっかりと深さがあるプールが連続して、柳が覆いかぶさったエリアは、いかにもブラウンが好みそうな隠れ場所。
なかなかいい川です。

河原に着くと、気温は10℃を切っていたでしょうか?
ハッチもなく、ライズも全く見られません。

ヒデ君がニンフでまずは攻めることでもあり、自分は苦戦覚悟でドライを結んで釣りはスタート。
曇り空で水面が反射して、サイトの釣りは極端に難しい状況でもあり、とにかく魚の反応があるまでそれらしいポイントを叩きつつ、釣りあがっていきました。

1度魚がフライを追って、追っただけで消えていきました。
ヒデ君が下流から上がってきて、聞けば浅い所で3尾ほどフッキングしたそう。
釣り上げた1尾は、丸々太って体高もある、元気な50cm弱のブラウンだったそうな。
そう、ここのブラウンは、大きいのは少なくても元気抜群。
ライズがあるときだと、抜群に楽しい釣りになること間違い無しなのです。


12月13日 サウスランドの川_e0098148_11522417.jpg午後は上流部に移動。
中流部の平坦な流れから一変して、上流部は大きな岩がゴロゴロして落差もある、豪快な渓相です。ヤマメがいたら、とっても楽しそうな流れです。
そして上流部は、魚が大きめ。

しかしここでは、最近の晴天続き、低水位状態が魚にモロに影響していた感じです。
魚たちはえてして流れの速い深みの川底にべったり張り付いていて、ドライではまず無理。
ようやく見つけたやる気のある魚にフライを投げても、しっかり無視されてしまい、難しい状態。

しばらく歩いて、何とかニンフでフッキング!
リールからギュンギュンラインを引っ張り出して、やっとのことで岸に寄せたそいつは、52~53cmの良型ブラウン。
体高があり、ビシッと張り詰めた完璧な魚体。
グリーンが強くて、斑紋がしっかりした、とても綺麗なブラウンでした。
残念ながら、写真を撮る前に逃げられてしまったので、それはまた次回に。

結局キャッチできたのは二人で1尾ずつだけでしたが、次回につながる内容たっだと思います。
ハッチのある時間帯、ドライで狙い打ちできるような条件の時に、再度狙ってみたい良い川です。

by nzsanpei | 2007-12-14 12:05 | 釣り日誌 | Comments(0)


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