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Angler's Notes from Southern Alps

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2008年 02月 25日

秘密のポイント

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クイーンズタウンから流れ出るカワラウ川は、上流部以外は両岸を断崖に囲まれ、その間を毎秒最低150立方メートルもの水が流れる、豪快な川です。
バンジージャンプや、ラフティングで有名。
釣りでは・・・・、全然無名。
魚はいるけど、魚の着き場が少なくて、そして何より、釣りが出来る場所がほとんどないからです。
だって、両岸は高さ40m以上はある崖ですから、川岸に下りることすら難しいんです。

友達に教えてもらって、そのカワラウ川に偵察に行ってきました。
クイーンズタウンから、車でわずか25分。
地元の人々さえ驚くような所に、川に下りるルートがあったのです!!

川岸に近づき、茂みをかき分けて河原にたどりつくと、それはそれはすばらしい景観です。
青々と流れる川の両岸は豪快な断崖絶壁がそびえ、そして目の前には真っ白な砂のビーチが広がっています。自分が若ければ、ここに彼女でも連れてきて、誰にも邪魔されずに二人きりのとっておきの時間を過ごしたはず。いやいや、みんなでキャンプでもやって、誰にも迷惑かけずに夜中まで大騒ぎかな??
何だか、自分だけの秘密の空間を手に入れた気分。

さてそこは、川が大きくカーブして、カーブの内側が比較的浅く流れが緩やかな瀬になっている場所。やがてその瀬が、深くて大きい淵に落ち込んでいく、そんな所でした。
魚が定着する条件は揃っているように見えます。
きっと時期には、大型のブラウンやレインボーが回遊してくるはず。

ドライフライをティペットの先に結んで瀬を叩いていくと、時折り小さなブラウンやレインボーがフライにアタックしてきました。(写真のブラウン、大きく見えますか?。。。20cm!)

釣れた魚はともかく、タイミングを選んでまた訪れてみたい場所には違いありません。
スポーニングの時期は、もしかしたらこの大きな川に潜む超大型ブラウンにも、もしかしたら出会えるかもしれない、そんな可能性を秘めた場所なのかもしれないのです!!
しかし、そんな大きな魚が仮にフライを咥えたとして、重い流れにのって走られてしまうと取り返しがつかないことに・・・・・。どうしよう・・・。なんて、とらぬ狸の皮算用をしてみたり(笑)。

by nzsanpei | 2008-02-25 17:41 | 釣り日誌 | Comments(2)
Commented by クララ母 at 2008-04-14 23:20 x
で、先日がそのタイミングだったわけですね?
ありがとう。
石も洗ってさて、どう使おうかな?

ひとつ気になっているのは、あの謎の生活痕跡。
後日情報upしてください。

しかし、釣りをしないお客さんは・・・つまらないでしょう?
Commented by nzsanpei at 2008-04-15 08:19
>クララ母、こんなところまでやってきたな!
で、石はどう使うの?やっぱり皿?表札?

「しかし、釣りをしないお客さんは・・・」って、フィッシング・レポートのためのブログなんだから、これでいいんです。
この間そこに行ったのは、特に意味はありません。でも、ああいう秘密めいた所に行くのって、なんだかわくわくしない?


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