2008年 03月 03日
雲が多く、時折雨がぱらつくお天気の中、一路南へ。 2年ぶりに、元気なレインボーが沢山いる、湖に注ぎ込む小さな川への釣りに向かいました。 大ぶりのドライフライに、きっと良型のレインボーたちがアタックしてくるはず。夏の釣りもそろそろ終わりだしね、ということで車を走らせていたのですが・・・。 車がつい先日も訪れた、怪物ブラウンの棲むOreti Riverにさしかかって気がついたこと。 「あれぇ、風が吹いてないねぇ。」 そう。Oreti周辺は、風力発電所が出来ちゃったくらい、いつでも風が強くて、道路わきの木々が斜めに成長してしまうくらいの場所なのです。釣りに入るタイミングを見つけるのは、いつも至難の業。なのに、そこにあまり風が吹いてない・・・・。 「とりあえず、アクセスポイントの駐車場所まで行って、様子を見てみようか。人がいないようなら予定変更だけど、この川に限ってそんなことないよね・・・」なんて会話を交わしつつ、アクセス到着。 「あれれ!車が1台もない!?」 「これは、釣らないわけにはいかないでしょ??」 急遽予定を変更して、Oreti Riverでの釣りとなったのでした。 レインボーはまたの機会に。 そこそこの風は吹いているものの、釣りには全然支障ないくらいの状況のなか、まだ見ぬ大物を夢見て、いざ河原に立ったのでした。 気温は低めの16℃前後。曇り空で水面は白く光って、魚をみつけるのは、なかなか困難。 でも良い場所には必ず数尾の魚影が見られ、フライへの反応も上々でした。 思うにこの川、去年までは魚が神経質で、超難関の部類に入る釣り場だったのですが、今年から導入されたビートシステム(1日に入る釣り人の数を制限する、区間割り当てシステム)により、随分と釣りの状況は改善されたように感じます。「超難関⇒とっても困難」くらいに改善されました!(笑) ご覧あれ。 セミフライに「ガボッ!」とかじりついた、鼻曲がりの62cm!(ちょっと、フックが痛そう・・・・) さすがOretiのブラウン。こいつは、えらくパワフルでした。 掛かった途端、水底に潜航して、凄い力で上流に向かい、しばらくは綱引き状態。 フッキングには自信があったので、プレッシャーをかけつつもジッと5分近く耐えて、魚が浮いてきたのを見計らって寄せに入ると、またしばらくは、寄っては走られ寄っては走られの繰り返し。 本当にこの川の魚は大きい上に遊泳力があるので、1尾1尾気が抜けないのです。 ちなみにこのサイズでも、アベレージ。もっともっと大きいのが、この川には沢山います! まあそんな感じで、突然のOreti River釣行は、なかなか刺激的で楽しいものになりました。 まだもう少し夏の感覚で釣りは続けられるはず。超大物への夢が現実的に感じられる、素敵な釣り場です。皆様も是非。 ところで昨日まで、待望の大雨が降りました! 川は現在、どこも真っ茶色の大増水状態。 今後の釣りには間違いなく好影響です。今後が楽しみになりました!!
by nzsanpei
| 2008-03-03 11:17
| 釣り日誌
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ニュージーランドは南島、クイーンズタウン在住のフィッシング・ガイドの気ままな釣り日誌。NZのフライフィッシングって、こんな感じです!?コメントお待ちしています! by nzsanpei カレンダー
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