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Angler's Notes from Southern Alps

sanpeiinnz.exblog.jp
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2008年 05月 25日

5月25日 真っ盛り

5月25日 真っ盛り_e0098148_1814312.jpg 5月も終盤に入り、湖の上流にある川の上流部では、ブラウントラウト達の産卵が真っ盛りです。

訪れたのは、クイーンズタウンから車で1時間弱のRouteburn(ルートバーン)。
世界的に有名なルートバーン・トラックというトレッキングコースは、この川に沿って進みます。
普段はそれほど魚が多くはなく、いたとしても澄み切った流れのせいか異常なまでに神経が研ぎ澄まされた鱒たちが棲む川ですが、この時期だけはあちらこちらに魚の影が見えるのです。

狙いは、その産卵遡上のブラウン、ではなくて、その卵に照準を定めている、すれっからしのレインボーです。
とは言っても、これまでにこの時期にこの川を訪れたことはなかったので、夕方からほんの2時間程度の様子見程度の気持ちで望んだわけでした。果たしてそんなにうまいこと、決して魚影が濃くはないレインボーが釣れてくれるのかどうか。実は全然釣れるなんて思っていなかった、というのが正直な所です。

5月25日 真っ盛り_e0098148_18293368.jpgで、結果はご覧の通り。

しっかり沈めたグロー・バグ(エッグ・フライ)にまんまと引っかかったのは、50cmジャストの立派なレインボーでした。昨日までの悪天候&低温で水温もかなりの低温だったためか、レインボーにしてはややスローな動きでしたが、それでも力強く走り回ってくれました。
予想外の1尾に、満足。
釣りはこれでおしまい。というか、それ以上やっても釣れる気がしなかったんです。


帰りはゆっくり魚っちんぐ。
尾びれで懸命に川底に産卵床を作る小さめのメスのとなりで、一見のんびり傍観している大きなオス。何だかどこかの家庭のように感じなくもなかったり(笑)。
普段は敏感な魚たちですが、この時期はけっこう近づけてしまうのが、また楽しかったり。

そんなこんなで、ほんの2時間ほどの川での時間が過ぎていったのです。


5月もあとほんの数日。
やっと時間に余裕が出来たので、ラストスパート頑張らねば。

by nzsanpei | 2008-05-25 18:49 | 釣り日誌 | Comments(0)


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