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Angler's Notes from Southern Alps

sanpeiinnz.exblog.jp
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2019年 10月 20日

10月18日 マタウラ川上流域

10月18日 マタウラ川上流域_e0098148_13264707.jpg
金曜日は少しの時間の合間を縫って、マタウラ川上流域へ。
曇天&低温の組み合わせは、メイフライのハッチに最適。この春先のメイフライの動きと、マスたちの反応が気になりました。

ということで上の写真。
今回ハッチしていたメイフライ(ダン)ですが、実はこれはいつものマタウラのメイフライではありません。
普段はダークグレーか、ダークブラウンで、サイズは#16~#18くらい。
しかしこれは真っ黒。羽まで黒くて、サイズは#14くらいです。
珍しかったので写真を撮っておきました。

10月18日 マタウラ川上流域_e0098148_13265867.jpg天候:曇り
気温:8℃
水温:9℃

さて、釣りはたったの2時間半でしたが、素晴らしいものになりました。
14時半くらいからメイフライのハッチが活発化するのにあわせて、あちこちでマス達のライズが始まりました。
プールの泡の筋なんかでライズするのはもちろんなのですが、何より素晴らしいのが浅瀬での集団ライズ!
水深20~50cmくらいのフラットな瀬やプールのヒラキで、何匹もの魚がライズしているのです。
なかなかセレクティブなので、少しでもフライが気に入らないと食べにはきませんが、パターンがわかればこっちのもの。連続ヒットに突入しました!!
魚たちのサイズは55cm前後となかなかの良型で、コンディションは抜群。
だから2~3尾も連続でファイトすると、さすがに腕が痛くなります。
ものの1時間くらいの間で、8~9匹はフッキングしたでしょうか。
もう、お祭り状態です。笑

こういう釣りに出会えるのは、シーズン初期と後期。しかしライズ&ハッチの釣りで有名な下流域ならともかく、上流域でこの状態になることは、それほど多くはありません。そして下流域よりも平均サイズがグンと大きいときてますから、もう面白くて面白くて。

残念なことにこの日は時間に制限があったので、15時半で釣りは終了。
まだまだライズはありましたが、泣く泣く川を後にしました。

しかし、まだまだ今後もチャンス十分。あと1か月~1か月半くらいの間はこの釣りを楽しむことができるはずなので、また出かけたいと思います。










# by nzsanpei | 2019-10-20 13:54 | 釣り日誌 | Comments(0)
2019年 10月 17日

10月16日 シーズン最初のOreti River

10月16日 シーズン最初のOreti River_e0098148_10285639.jpg
まだまだ天候は不安定ですが、少しずつ暖かくなってきて、穏やかな日の河原での休憩が心地よい季節になってきました。
水曜日の天気予報は晴れ&風も穏やか。けっこうな量の雨が降って大増水した川もようやく落ち着いてきたし・・・、ということで、今シーズン最初のOreti Riverへ。

世界中から釣り人がやって来る超人気河川なので、普段だと朝からほとんどのポイントが埋まってしまいます。
しかしこの時期の私の釣りは大部分が仕事のためのリサーチなので、魚は釣れなくても川の状態さえ確認できれば先行者の後ろだって全然問題なし。
ということで、川に到着したのは11時。
考えていた上流部のアクセス・ポイントまでやって来てみると、なんと1か所空いているではありませんか!
ラッキー!!ということで、釣り場は決定。
夏場だとこうはいきません。

ゆっくり準備して、川に降りたのは11時30分。
天候:曇り⇒晴れ
気温:9℃⇒15℃
水温:8℃⇒11℃
という1日。

停めた車の少し下流から魚を探し始めて、最初の魚を見つけたのは、車の目の前を通り過ぎたあたり。
プールの頭でゆらゆら動いて、何かを捕食している奴でした。
まずティペットの先に結んだのは#18の黒いビーズが付いた地味系ニンフ。
一投目。きれいにキャスティングが決まって、フライも魚のほぼ目の前を通ったはずなのに、無反応。
即、フライチェンジ。
次は、少し魚の目を引くものを。ゴールドのビーズが付いて、薄化粧(?)した#16のニンフ。
こちらが正解でした。
フッキング後から水面を炸裂させてジャンプを繰り返したそいつは、60cmちょうどの丸々と太った大型。
まずは幸先の良いスタートです。

10月16日 シーズン最初のOreti River_e0098148_10290936.jpgこの日、魚の反応は上々でした。
そりゃあもちろん超人気河川。これまでにすでに叩かれて神経質になってしまっている魚はいます。
しかし見つけた魚の半数以上は比較的流れの早い所に出て来ていて、捕食行動をとっていたし、フライへの反応も悪いものではありませんでした。
やっぱりこの辺がシーズン初期ということです。

その後も魚からの反応はコンスタント。
車からわずか300mくらいの区間で、フッキングした魚は合計4匹。
残念ながら2匹には逃げられましたが、なかなかテンポの良い釣りになりました。

今回の区間は、昨シーズンと大きな変化はなかったように感じます。
川は、一部が増水で流れの筋が変化していたりはしましたが、全体的な傾向は変わらず。
序盤はそこそこ魚が多くて、中盤はほぼ空白地帯。
で、終盤は一発大物が期待できる、数は少ないけれどポツポツいるエリアです。
ということで、序盤を過ぎたらそこからはどんどん上流に進むことに。歩く距離が長くなるのが難点。笑

さて終盤エリアです。
ここにたどり着く頃にはもしかしてメイフライのハッチが始まって、ライズしている奴なんかもいるかも??なんて密かに期待していたのですが、残念ながらそれは叶わず。というのも、ここに着く頃には空がすっかり晴れ渡って、メイフライには向かない良いお天気になっていたのでした。
このエリアの魚はというと、数が少ないが故に、すでに叩かれている確率も高いということなのでしょう。
神経質な魚が目立ち、フライを上手にかわされてしまいます。
でも、深瀬の底にいたやつは重たいニンフでゲット。
浅い所にいたやつは、軽いニンフで一発。
という感じで、ここでも4匹フッキングして、2匹をキャッチ。
トータルで8匹もフッキングしているのだから、上出来です。
実に良い1日になりました。

やがて、魚がいなくなったので釣りは終了。
釣り始めてから、約4時間です。
で、ここからの帰り道が長い!
シーズン初めでまだ体力がついていかない老体にはなかなか厳しい道のりなのです。
休みつつ、黙々と歩くこと90分間で、やっと車まで戻ってきたのでした。ふぅ。。。

ということで、シーズン最初のOreti Riverでしたが、魚の数もまずまず多く、なかなか良い状態でした。
特大サイズは出ませんでしたが、それはたまたまでしょう。きっと今シーズンも楽しませてくれるはず。
この難解でゲーム性の高い、世界遺産級の川に挑戦したい方。
7~10mくらいのキャストを強い風の中でも正確に決める技術があるかどうかで、勝敗は分かれます。
帽子が飛ばされる寸前くらいの風の中でも、そこそこの確率で一発でフィーディング・レーンに入れることができるかどうか。
ここをクリアできるのでしたら、喜んでご案内します!










# by nzsanpei | 2019-10-17 18:38 | 釣り日誌 | Comments(0)
2019年 10月 08日

シーズン開幕! 10月1日 マタウラ川上流域

シーズン開幕! 10月1日 マタウラ川上流域_e0098148_06224057.jpg
10月1日より新シーズンが開幕!
ということで、遅ればせながら開幕初日のレポートです。

寒い、寒い日でした。寒の戻りとはこのこと。
現地到着時9:30の気温は3℃。移動中も、釣りの途中も雪やあられが時折降るような日でした。
そして水温は7.5℃。
「厳しいなぁ。。。活性低いだろうなぁ~。」と感じつつのスタートとなったのでした。

各地の川が増水気味ながらも、川の上流部の水のきれいなエリアを選択。
川の様子をチェックすると、水がきれいどころか、この時期にしては随分な低水位。目前の釣りのことだけを考えれば悪いことではないのですが、これから先のシーズンのことを考えると不安要素です。この時期はやはり、雪解け水などがしっかり入って欲しいのです。

シーズン開幕! 10月1日 マタウラ川上流域_e0098148_06230525.jpg
さて釣り開始。
低活性で、てっきりプールの深い所に魚がついているのかと思ったら、状況は予想とは全く異なりました。
魚は瀬に入って、活発に捕食をしているではありませんか!!

まずは#18の黒いビーズが付いた定番のニンフ。
見にはくるけど口は使わず。

では、ウェイトを軽くして少し形も変えてみる。
結果は同じ。

次はサイズを上げてみる。
やはり、同じ。

よりナチュラルに流そうと、タナをとるドロッパーの下に、ノーウェイトの小さいフライを付けてみる。
それでもやっぱり結果は同じ。

「シーズン初日からいきなり神経質なのかな?」なんて思いながらも、フライを#16にサイズアップ&ゴールド・ビーズにして、目立たせる。
ストライク!!!
「なぁ~るほど。神経質なのじゃなくて、単にアピール不足だったんだ。」という解答が得られたというわけです。笑
フッキングに成功した1匹目の魚には、残念ながら柳の下に突進するのを無理矢理止めた所でフックアウトして逃げられてしまいましたが、程なく今シーズンの初物をキャッチ。無事にスタートを切ることができました。
この時点で、車からは100mも離れていません。
アクセス直下で釣れてしまうあたりが、やはりシーズン初日ですね。そしてこれから魚たちはどんどん賢くなっていきます。

シーズン開幕! 10月1日 マタウラ川上流域_e0098148_06231345.jpg
それからは連発。
ほんの200mくらいの間で、10匹くらいは口を使ってくれたと思います。
サイズはどれも55cmを超える良型ばかりで、もちろんコンディションは抜群。なので短時間にたくさんの魚とやり取りすると、腕が痛くなってしまいます。
なんとも、うれしいシーズンの幕開け。

さて、午後3時を過ぎたくらいから、メイフライのハッチが始まりました。
魚たちも浅瀬に等間隔で並んで、準備万端。
「これからライズがあっちでもこっちでも!」なんて期待して、フライをマタウラ・イマージャーの#18にチェンジ。
「さあて、こっちも準備万端よ」なんて調子で待っていたのですが、残念ながらライズに結び付くハッチにはなりませんでした。
でも、たま~にライズするくらいの魚は、さすがに出てきます。
そんな感じでライズしていた魚を見つけて、数少ないドライで釣るチャンスをやっとのことでものにしたのが、左の写真の魚。
そしてこれが本日最大の、66cm!
マタウラ川としては驚くほど大きな個体で、もしかすると私がこれまでこの川で釣った魚の中では、2番目か3番目くらいに大きな魚ではなかったかと思います。

ここで、釣り終了。
今日の区間全体の川の様子はだいたいチェックできたし、釣りの方もとっても調子よかった。
そして午後4時も過ぎると気温が下がってきて、寒い!
ということで、そそくさと車に戻ったのでした。
めでたし、めでたし。笑

こんな感じで、シーズン初日のマタウラ川は絶好調と言っても良いくらいの、良い状態でした。
エリア全体的には、その後の雨などで増水河川が多くて必ずしも良いことばかりとは言えませんが、場所の選択を間違わなければ結果はついてきます。
なので概ねグッド・コンディション、といったところでしょうか。
今後は雪代の様子などがポイントになりますが、シーズン序盤はとりあえず楽しめそうです。










# by nzsanpei | 2019-10-08 07:04 | 釣り日誌 | Comments(0)
2019年 09月 08日

冬の終わり

冬の終わり_e0098148_07404271.jpg
色鮮やかな、コンディション抜群のレインボー。
サイズも65cmと、特大。

つい先日、1年中釣りができる近郊の大河川でのことでした。
石の川底の中にニジマスの姿を見つけるのはとても難しいのですが、それでも浅場に何とか見つけた黒い影。
あまり動きがないのでやる気がないのかなあ?と思いつつの5~6投目だったと思います。水中で魚が身をくねらせたのが見えて、合わせを入れるとがっちりフッキングしてくれました。
冬場の釣りは、思いがけない大物に出会えることがあります。

冬の終わり_e0098148_06073633.jpgちなみにこの日の最高気温は16℃。
柳の芽がほころんできたり、少しずつ花も咲き始め、春の兆しが日に日に多く見られるようになってきました。
新シーズンが始まる10月1日まではあと少し。
そろそろ川の釣りの準備を始めようかな。








# by nzsanpei | 2019-09-08 07:47 | 釣り日誌 | Comments(2)
2019年 08月 27日

新シーズン・ライセンス

この10月から始まる、2019/20シーズンのフィッシング・ライセンスがいよいよ発売となりました。
ライセンス料は以下の通り。カッコ内は子供料金です。

〔非居住者ライセンス〕(子供料金は全年齢に適用)
シーズン~$180($34)
1日~$34($20)

〔居住者ライセンス〕※抜粋(子供料金は、12~17歳)
シーズン~$133($27)
シーズン(ファミリー)~$173
シーズン(ローカルエリア)~$106 ※単一の地方に限定したライセンス
1日~$21($5)
など。

ライセンスの用意はお早めに。







# by nzsanpei | 2019-08-27 12:04 | 釣りあれこれ | Comments(0)